モロッコ旅行記(1)

2004年1月8日~15日、モロッコへのツアーに参加しました。旅行社は「JTB旅物語」、添乗員はベテランのIさん、参加者は19名で、内訳は家族などグループが13名、一人参加が6名。
成田発AF275便でパリで乗継、AF1496便でカサブランカ着というルートです。今回のモロッコ訪問で、サハラ以北の北アフリカ諸国を”制覇”したことになります。
「カスバの女」という曲に”ここは地の果てアルジェリア”という歌詞がありますが、北アフリカの西端にあるモロッコこそが日本から見れば”地の果て”の呼称にふさわしい。

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正式国名は「モロッコ王国」、東にアルジェリアと、南にサハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)と、北にスペインの飛び地セウタ、メリリャに接し、西は大西洋に、北は地中海に面しています。首都はラバト。モロッコといえば直ぐに頭に浮かぶのがカサブランカですが、最大の都市ではありますが首都ではないんです。
映画『カサブランカ』、良かったなぁ。でもモロッコの人にはあまり評判が良くないそうですよ。フランスのモロッコへの支配には触れていないですから。
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面積は約46万k㎡(日本の1.2倍)と書かれていますが、モロッコ国内ではもっと広い面積として表示されています。その理由は実効支配している「サハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)」をモロッコ領土に含めているからです。国際的には認められれいないし、この領土問題のためにモロッコは、アフリカ大陸唯一のアフリカ連合非加盟国となっています。どこの国でも領土問題というのは理屈では片付かない、やっかいな代物なのです。
人工は約3200万人、政体は国王を元首とする立憲君主制ですが国王の権力がかなり強い。民族構成はベルベル人60%、アラブ人など39%、欧州人1%。宗教はイスラム教(スンニ派)が国教になっています。公用語はアラビア語ですが、フランス語が通用していて、都市部ではスペイン語や英語を話せる人も多い。
通貨はディルハムDHで、レートは1DH=13円前後。

モロッコは古代にベルベル人のマウレタニア王国が建てられますが、紀元146年にローマ帝国の属州になり、8世紀に入ってウマイヤ朝が東方から侵攻し、イスラム化とアラブ化が進みます。やがてスペインを攻めアンダルシア地方をイスラム化しますが、13世紀に起きたレコンキスタ運動によりアンダルシア地方から追われます。
1660年にアラウィー朝が成立し現在まで続いています。アラウィー朝はヨーロッパからの脅威に応じて友好政策と鎖国とを繰り返してきましたが、1912年からフランスとスペイン両国による分割統治を受けることになります。
1956年にフランスから独立し、その後もスペイン保護領からの返還などもあり現在の姿に至っています。
今もフランスの影響は強く、現地ガイドによれば重要な法案はフランス政府と国王との間で相談して決めているとのこと。

モロッコの地図は下記の通りです。国土のほぼ中央をアトラス山脈がよこたわり、西北部の沿岸部と東南部の砂漠地帯とを分けています。中央付近の赤い丸が今回の観光地で、橙色で結ばれたコースに沿って時計回りにぐるりと周って来ました。
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今回はエールフランスのビジネスを使用しました。A380型の場合、ビジネスは2階になっていて、座席は2-2-2の配列です。最大リクライニングは180度ですから就寝時は完全に横になれます。10数時間の長旅では確かに楽ですね。横になっても座席が前に出るだけなので、後の席の人に影響しないのも良い点です。
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食事になると先ずテーブルクロスが掛けられ、オツマミセットとシャンパンが出てきます。
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次に前菜が出て、アルコールのオーダーが出来ます。ここでは白ワイン。
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メインはチョイスで、ここでは鶏肉料理を頼んでいます。
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終りはスイーツとコーヒーか紅茶。
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着陸前の軽食です。
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出発前にはビジネス専用ラウンジで休めますし、保安検査や出入国審査もビジネス専用でした。至れり尽くせりです。
欧州便の中では最もサービスが悪いと言われるエールフランスですが、わざとビジネスとエコノミーとの格差を大きくしてるんでしょうか。
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Commented by saheizi-inokori at 2014-01-25 22:16
長期休刊のお知らせ、さては海外と思ってましたが、地の果てだったとは。
胸ときめく旅のご報告を楽しみにしてます。
Commented by kanekatu at 2014-01-25 22:24
佐平次様
胸ときめくというご要望に添えるかどうか分かりませんが、今回も充実した旅行記になると思っていますので、ご期待下さい。
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by kanekatu | 2014-01-25 11:34 | モロッコ | Comments(2)

憂きな中にも旅の空


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