バルト三国旅行記(2015/6/1-6/10)(1)出発

2015年6月1日より10日間、バルト三国に旅行してきました。パッケージツアーで旅行社は阪急交通社、添乗員は荻野昭博さん、参加者は23名、キャリアはJALです。
バルト三国というと大抵の人はどこの国?と訊いてきます。ユーラシア大陸の北西部ですし日本ともあまり深い縁のない国ですから止むをえません。相撲が好きな方は「確か把瑠都っていう力士の出身地だよな」と言う方もいますが、ピンポーン正解です。
バルト三国とは、バルト海の東岸、フィンランドの南に南北に並ぶ3つの国を指し、北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニアです。
元大関の把瑠都はエストニアの出身で、引退後は故郷に戻り事業を行っているそうです。
大きな地図で位置関係を見てみましょう。
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バルト三国の地図は下記の通り。
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バルト三国を一括りに言われますが、もちろん別々の国で歴史も異なります。ただ中世にドイツ騎士団から侵略され壊滅的な打撃を受けたのと、ロシアとの関係が深いという共通点を持っています。18世紀頃には3国ともロシア帝国に編入されてしまいます。ロシア革命を機に3国は独立しますが、第二次世界大戦中の独ソ秘密協定によりソ連邦に組み込まれてしまいます。しかしソ連崩壊を機に独立の機運が盛り上がります。特に1989年8月23日に行われた3国の首都を結ぶ「人間の鎖」では600㎞を2百万人が手を結び、これで状況は急展開します。ソ連の弾圧に抗して国民が立ち上がり、それぞれが無血で独立を果たします(ソ連軍の銃撃で犠牲者は出ていますが武力抗争は起きなかった)。
現在は3か国ともに北大西洋条約機構(NATO)および欧州連合(EU)の加盟国、通貨もユーロです。EU加盟以前は国境での出入国審査や通貨の両替で時間がかかり周遊は大変だったそうですが、今はスイスイと通れてラクチンです。

コースは成田-ヘルシンキは航空機で、ヘルシンキ-エストニア間は船で、その後はエストニア-ラトビア-リトアニアへと進み、そこから逆のコースで戻ってきました。
成田空港の集合が8時30分と早く、遠い人は前泊したようです。
出発前のラウンジで赤ワインと日本酒を飲んで時間待ち。
成田-ヘルシンキ間はJAL、往きの航空機は新型のボーイング787で、この日が初飛行。ビジネスの座席が下の写真のように工夫されていて、窓際の人が通路側の人をまたぐことなく通路に出られるので楽です。また隣席との間のパネルが上下できるので、就寝時はプライベート空間が保てます。特に隣が異性だったりすると気を遣うこともあるので、これも改良点です。
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トイレもウオシュレットになっていてこれも快適です。
JALのビジネスに乗るのは20数年ぶりになりますが、当時と比べ機内の設備は格段に良くなりました。悪くなったのは客室乗務員の質でミスが多く、サービスはとても快適とは言えません。人件費のコストを下げた影響なのでしょうが、JALが他社に対抗しようと思うなら改善を要すると思います。
機内食は3種類で洋食はビーフかカツオ、他に和食があります。洋食のカツオを頼みましたが注文が多く変えてくれないかと言われましたが断りました。帰りの便でも同じことが起こり、この時は変更に協力しましたが、満席でもないのに材料の仕込みはどうなっているんでしょうか。この点もJALのマイナス評価です。
下の写真は機内食で、上から前菜、メイン、スイーツ、ヨーグルトとコーヒーの順です。味はマアマアといった所です。
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機内でシャンパン、赤ワインを2杯飲んでいい気持ちになり一眠り。座席はほぼフラットになるまで倒れるので安眠できました。
到着前の食事は数種類から選べたので山菜うどんを頼みました。
飛行時間は9時間半ほどでヘルシンキ空港に到着。現地はサマータイムなので日本との時差は-6時間です。

フィンランドの入国審査は手順が悪いようで1時間ほど待たされました。それでも船の出発まで余裕があり、バスでヘルシンキ繁華街の中心部にあるストックマンデパートに立ち寄り、地下のスーパーで今晩の食事と飲み物を買い込み。
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港へ。
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事前にスーツケースを預けて身軽になって乗船。タリンクシャトルは予定通り19時30分に出発、バルト海のフィンランド湾を渡って21時30分にエストニアのタリン港に到着。3国ともシェンゲン協定に入っているので改めて入国する際の手続きは要りません。
そこからバスで今日の宿泊ホテルに向かいチェックインを済ませて部屋に入れたのは22時30分ごろ。自宅からおよそ22時間以上かかった計算になります。シャワーを浴びた後、荷物の入れ替えなど時間がかかりベッドに入ったのは24時近くとなりました。
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by kanekatu | 2015-06-16 09:33 | フィンランド | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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