中国シルクロード旅行記(2)西安①

西安は2度目ですが、前回はもう20年以上前になりますか。今では超高層ビルが立ち並び、地下鉄も2本が開通してすっかり様相が変りました。
西安市は中国陝西省(せんせいしょう)の省都であり、古くは中国古代の諸王朝の都となった長安です。中国関中平原の中部に位置し、北に渭水(いすい)が東西に流れ、南は秦嶺(しんれい)山脈が東西に走っています。
中国の歴史に登場する英雄豪傑や美女らが活躍した都市でもあり、シルクロードの起点としての国際都市でもありました。次の李白の漢詩にも表れています。
少年行
      李白
五陵年少金市東  
銀鞍白馬度春風  
落花踏盡遊何處  
笑入胡姫酒肆中 
この漢詩の中の「胡姫」は「ペルシア人の娘」を意味しているので、既に唐の時代にはイラン人の女性が酒場でホステスをしていたようです。

西安古城のシンボルとして「明代城壁」があります。1370-1378年にかけてレンガを積み重ねて築かれたものです。高さ12m、幅は上部が12-14m、底部が14-18m、周囲は14㎞です。
東西南北それぞえの門には城楼などが設置されています。
観光しやすい南門から城壁に上がりました。
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南門の物見櫓である城楼です。
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正面奥に見えるのは西安の鐘楼です。
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城壁の上から西安の超高層ビルが見えます。
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西安を代表する仏教建築物といえば「大雁塔」です。四角七層、高さは64m。
玄奘三蔵がインドから持ち帰った大量の経典を保存するために唐の時代の652年に建立されました。創建時には五層でしたが、その後に修復が繰り返され、明の時代に現在の姿になりました。
今では内部の経典は別の場所で保管され、塔の中はガランドウです。
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慈恩寺の大殿です。
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大殿の本尊で、釈迦如来と思われます。
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大雁塔の内部は螺旋階段が作られていて、塔頂まで上ることが出来ます。せっかくなので挑戦、ここが入り口です。
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日頃の運動不足がたたって一気に塔頂まで上がれず、狭い螺旋階段を途中で何度も息継ぎをしてようやくたどり着きました。
大雁塔の塔頂から見た西安市内の風景です。ここ大雁塔(慈恩寺)の周辺は緑が多く低層の建物が多いですが、少し離れると超高層ビル群が目に付きます。
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ようやく昼食で、汗をかいた後のビール(スノウビール)は美味い。
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午後からは空路ウルムチに向かいました。夕食は機内食でしたが質量ともに物足りない。
ウルムチの宿泊ホテルに着いたのは、午後9時頃となりました。
腹が空いているが、食べ物をどうやって仕入れるかが分からず、空腹のまま睡眠。
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Commented by saheizi-inokori at 2015-08-27 09:49
中国のあちこちにできた大仕掛けの新都市が人が住まず廃墟化しているというニュースをみました。
その点、長安は永遠ですね。大きさを感じます。
Commented by kanekatu at 2015-08-27 10:55
佐平次様
西安は日本でいうと京都に該当し、街の感じも似てます。他の都市と異なり、ホテルの部屋への売春の電話や勧誘もなく清潔な印象でした。
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by kanekatu | 2015-08-27 09:37 | 中国 | Comments(2)

憂きな中にも旅の空


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