2017年 02月 28日 ( 1 )

パキスタン見聞録(4)マクリー・ヒル

パキスタンの世界遺産は現在6か所ですが、その一つがタッター郊外にある二つ文化遺産です。
最初に訪れたのは「マクリー・ヒル」というイスラム教の共同墓地です。「マクリー」とは「小さなメッカ」を意味し、ここ15k㎡の土地に100万基もの墓や霊廟が建てられています。
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13世紀に聖者の霊廟が建てられたのが最初で、18世紀にかけて次々拡大していったものです。
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ドームが落ちてしまったものもあり、この様な補修も進められています。
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墓石を覆う布はお墓詣りに来た人が置いたもので、貧しい人がこの布を持ち去りお金に換えることができます。喜捨の意味もあるんですね。ビニールシートは雨よけでしょう。
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数ある廟の中で最も美しいのがジャーニィ・ベッグ廟で、青色タイルを巧みに使っています。
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入口のデザインは青タイルと焼きレンガの組み合わせに当時の職人たちの技を感じます。
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ドームの中にある墓石。
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ドームの天井のデザインが素晴らしい。
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タイルの青色は恐らくイランから伝わったものでしょう。
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イサハーン・タルハーン廟のドームは周囲を塀に囲まれています。
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17世紀に建てられたこの霊廟は、タルハーン王朝の国王の名が冠されています。
ドームの外側に置かれた墓石。
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ドームは現在補修中。
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ドームの入口も内部も青タイルを一切使用せず、焼きレンガだけで作られています。
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柱だけで構成されているのがイサハーン・タルハーン廟の最大の特長です。
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内部に置かれたイサハーン王と王妃の墓石。
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ディワン・シュラファ・ハーン廟は大臣の霊廟ですが、実力者だったのでしょう。周囲を塀に囲まれています。
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ドームの屋根に青色タイルが使われていて豪華な印象です。
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出入り口部分のタイル装飾が素晴らしい。
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ドーム内の大臣の家族の墓石。
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ドームの内側のモザイクの装飾は他の霊廟にない特長です。
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大臣の墓石だけに付けられていた立派な彫刻。
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見学時間が1時間ほどだったので、ごく一部しか見られなかったのですすが、全体の規模も大きさと、個々の霊廟の建築、装飾技術は素晴らしいものがありました。

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by kanekatu | 2017-02-28 08:49 | パキスタン | Comments(2)

憂きな中にも旅の空


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