カテゴリ:ノルウェー( 5 )

「北欧」ちょっと見旅行記 その12

この旅行記恒例の各国美女の紹介ですが、生粋(多分)のノルウェー人女性のスナップを1枚。
私見ですが北欧美女の条件としては、色白、金髪、大きな目、豊かな胸(オッと、ヨダレが・・・)、これに加えて横顔が美しいことが特長のようです。
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ベルゲンはノルウェー第2の都市で、ノルウェー海とはフィヨルドと島で形成される複雑な水路でつながっています。
かつてはヴァイキングの拠点地域でしたが、1070年に都市が建設され、1240年にはノルウェーの首都となります。
13世紀以降ハンザ同盟の重要都市として発展します。当時の交易の中心は、干し鱈などの海産物でした。
現在もノルウェーの商工業の中心都市であり、作曲家グリーグを生んだ芸術都市であり、フィヨルド観光の拠点となる観光都市として栄えています。

ベルゲンの街の中心部は緑地帯や公園が多く、花壇には色とりどりの花が咲き誇っていました。
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私達は先ず市内のフロイエン山にケーブルで上り、ベルゲンの全景を眺めることにしました。
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港湾地域の風景です。青い海と建物の赤い屋根の対比が見事です。
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ハンザ都市時代の建物は一部残されており、博物館や資料館として使用されています。
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ハンザ都市当時の商館がそのまま残る旧市街ブリッケンは、往時の面影が偲ばれ、現在は世界遺産に指定されています。
ブリッゲンの街は、細長いヴォーゲン湾を囲むように広がっています。
東側はハンザ時代の三角屋根の建物が、海岸に沿って並んでいます。
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反対の西側は近代的な商業ビルが立ち並んでいます。
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ヴォーゲン湾の最奥部に観覧車があり、その足元には街の魚市場があります。
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魚市場の近くで出会った子供たちです。保育園児でしょうか、お揃いの上衣を着ていました。
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写真奥に見える大型汽船の向こうがノルウェー海になります。
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ベルゲン大聖堂は、13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。
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ここでいよいよベルゲンの街、そしてどこまで行っても美しい景色が続くノルウェーともお別れです。
次回は最後の訪問国デンマークです。
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by kanekatu | 2006-09-01 06:46 | ノルウェー | Comments(2)

「北欧」ちょっと見旅行記 その11

フロム鉄道の始発駅があるフロムの町は小さいけど美しい町で、多くのレストランや土産物店が軒を並べていました。ノルウェーはどこに行っても水と緑です。
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フロム鉄道の列車内の様子です。いかにもノルウェーらしく、木質の内装が施されていました。
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濃い緑色をしたフロム鉄道の車両です。
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ここフロムからミュールダール駅までがフロム鉄道で、この列車は谷間の急斜面を縫うようにして走ります。
沿線の渓谷美の美しさは多分世界有数だと思われますが、これを敷設した時の苦労は並大抵ではなかったと想像されます。

途中ショースの滝が見える場所で列車は10分ほど停車し、写真タイムが取れるようになっています。
丁度雨が激しくなってきて、カメラが濡れないように急いで撮影しました。
本当は幻想的な音楽が流され、美女(遠くて顔が見えない)二人が岩の上で舞い踊るのですが、それどころではない天候でした。
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ミュールダール駅で乗り換え、今度はベルゲン鉄道に乗りました。緑の中を走る真紅の車両がよく映えます。
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海外旅行の楽しみの一つは、その国の鉄道を利用することです。今回の北欧のツアーでは、唯一この日だけが列車移動が組まれていて、周囲の景色と共に大いに楽しみました。
列車は途中のヴァス駅で下車し、そこからバスで目的地ベルゲンに向かい、この日はベルゲン市内のホテルに宿泊しました。

ノルウェーの商店は、夕方6時ごろには閉店する店が多いのだそうです。
90%が共働きと聞いていましたので、日常の買い物はどうしているのかと質問しましたら、休日に1週間分まとめ買いをするそうです。
それと、企業でフレックスタイムが認められているので、例えば朝7時から午後3時までの勤務にすれば、夕方の買い物は問題ないわけです。

北欧各国とも物価がかなり高い。勿論消費税が20%を越えているので当然ですが、それにしても日本に比べ相当割高です。
オスロのセブンイレブンでは、ミネラルウォーター500ccの値段が300円近く、びっくりしました。日本では100円程度のアイスが250円くらいしていました。ソフトクリームだとおよそ500円です。結局何も買わずに店を出てきました。

ベルゲンのホテル近くに大きなスーパーマーケットがあり、買い物がてら生活必需品がどのくらいの値段なのか見学をしてきました。
キャベツやレタスは1個300円程度で、野菜果物類の価格はおよそ日本の5割増しと考えて良いでしょう。
肉や魚はグレードが分からないでの単純に比較できませんが、やはり日本よりは高目でした。
雑貨類の価格も高く、暮らし易いという物価水準ではないなというのが率直な感想です。
余談ですが缶ビールを買おうとしたら、午後8時を過ぎるとアルコールは販売できないと断られました。法律だか条令だかで決まっているのだそうです。厳しいですね。

一方サラリーマンの給与ですが、平均的に年収500万円程度、税引き後の手取りで350万円程度とのことです。
そうなるとやはり、この物価水準では家計は苦しい、だから共稼ぎしないと食べていけない、こうなるのでしょう。
ただ日本と違うのは、仕事や待遇に男女差別が無いことと、家事と育児を夫婦が分担していることです。
育児が出来ない男はダメですよ、昔から「いくじなし」と言いますからね。
北欧各国の出生率がなぜ高いのか、社会保障制度の充実と併せて、仕事のやり方、家事の分担を我が国も研究する必要があるでしょう。

次回はベルゲン市内の様子を紹介します。
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by kanekatu | 2006-08-30 11:13 | ノルウェー | Comments(0)

「北欧」ちょっと見旅行記 その10

ここでノルウェーの歴史を振り返ってみたいと思います。
正式にはノルウェー王国で、面積は日本とほぼ同じですが南北に細長く、その距離はオスロからローマまでの距離と匹敵します。政治制度は立憲君主制です。
北部は北極圏で冬の寒さは厳しいですが、緯度の割にはメキシコ暖流のため気候は比較的温暖です。
他の北欧諸国と同様に、ルーテル福音派が国教ですが、無論信教の自由は確保されています。

ヴァイキング時代に国家が形成され、14世紀にデンマーク支配下となります。
ナポレオン戦争後の1814年からは、スウェーデンとの連合の時代に入ります。
その後独立運動が盛んになり、1905年スウェーデンから独立します。
第一次世界大戦では中立を保ちますが、第二次大戦でナチスドイツの侵略を受けます。
この時の経験から中立は難しいと判断、戦後は集団安全保障国家となり、NATOに加盟します。北欧諸国は基本的には中立を指向していますが、安全保障政策に関しては対応が分かれ、ノルウェーとデンマークはNATOの一員です。
その一方、EU加盟の国民投票は二度とも否決され、現在も欧州自由貿易連合 (EFTA) のメンバーに留まっています。

産業は、漁業が日本でもお馴染ですね。スーパーの店頭に、毎度ノルウェーサーモンやサバが並んでいます。
そして「ノルウェーの森」、木材の輸出も盛んです。
これは意外に思われるでしょうが、ノルウェーは産油国で、世界3位の原油輸出国です。北海油田を持っているのです。
従って経済は好調、国の財政も黒字です。
こうした財政基盤が、有数の福祉国家を支えているというわけです。

ノルウェー人は“ン”で終わる名前が多く、探検家のアムンゼン、ナンセン、劇作家のイプセン、ハンセン病の発見者であるハンセンなどが著名です。

さて私達は、カウパンゲル港よりフェリーでソグネフィヨルドのクルーズに向かいました。
前日の晴天とは打って変わって雨となりました。しかも風があり、船上のデッキでは横殴りの雨となりました。薄いブルゾンでは凍えそうに寒く、2時間のクルージング中デッキと船内を行ったり来たりして過しました。
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出航して間も無く、餌を求めて沢山の鴎が集まってきました。
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ソグネフィヨルドは、全長が205km、最深部は1308m、世界最長で最深のフィヨルドです。
その一方、フィヨルドの最も狭い所では、幅が250mしかありません。両側の切り立った崖が目の前に見えてきます。
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雨のフィヨルドはまるで墨絵の世界で、中国にいるかのような錯覚におそわれます。
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絶壁の麓には民家もあり、人々が暮らしているのが分かります。どうやって生活しているのか興味を覚えましたが、夏季だけ農場をしているのだそうです。
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フェリーはグドヴァンゲン港に到着、その後バスで30分、絶景地スタルハイム渓谷に到着しました。
私達は、オスロの国立美術館にあるヨハン・クリスチャン・ダールの名画「スタルハイム渓谷」を既に見てきましたので、その実物の景色をここで比較できます。
残念ながら天気が悪いので遠景が霞んでいますが、全体の景観(下の写真)は絵画(上の画像)と大きな違いは無いと思いました。
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ここから、フロム鉄道の始発駅があるフロムの町へ向かいます。
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by kanekatu | 2006-08-27 09:40 | ノルウェー | Comments(0)

「北欧」ちょっと見旅行記 その9

ゲイランゲル・フィヨルドは全長約20kmで、船で1時間程度のクルージングです。
写真は小高い丘から見たゲイランゲル港です。
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北欧と言っても、今までの都市部は日中かなり気温が上がり、昼間はT-シャツ1枚でも十分でしたが、さすがにフィヨルドでは気温が下がります。
船上のデッキに出ると風もあり、ポロシャツの上に夏のブルゾンを羽織った格好では、やはり寒く感じます。冬のコートを用意していた人は正解でした。

船は水面を滑るように静かに走ります。
エメラルド色の水面と、フィヨルドを囲む山々との対比が実に美しい。
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氷河から溶け出した水が無数の滝となって、山間を伝って流れ落ちてきます。
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このゲイランゲル・フィヨルドは規模はさほど大きくないのですが、神秘的な雰囲気を持っています。
私達はこうして真夏の最も暑い時期に観光しているわけですが、恐らく冬ともなれば光景は一変するでしょう。
氷河の氷の塊が時として雪崩となって、断崖を落下するのだろうと想像されます。
グリーグのピアノ協奏曲の冒頭の印象的な序奏部は、この切って落とされる雪崩を表現しているのだそうです。確かにフィヨルドの景色を眺めていると、このグリーグの曲が頭に浮かんできます。
そして帰宅後改めてグリーグのピアノ協奏曲を聴くと、今度はノルウェーのフィヨルドの景色が浮かんできました。
この曲は沢山のピアニストが演奏していますが、私が一番好きなCDは、リバッティがフィルハーモニア管弦楽団と共演した盤です。
古い時代のモノラル録音で、音質は決して良いとは言えませんが、天才リパッティ入魂の演奏は心を揺さぶられること必定です。

船はヘルシント港に着き、ここから次の目的地ブリスクダール氷河まではバス移動となります。
途中バスの運転手さんが、何回も絶景ポイントでバスを止めてくれました。その度に運転手サムさんは添乗員に、「ねえ、ノルウェーって本当に美しい国でしょう」と話しかけたきたそうです。
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サムさん、確かにノルウェーは本当に美しい国ですね。
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バスとジープを乗り継ぎ、更に徒歩で私達はブリスクダール氷河の間近まで行きました。
氷河をこれほど近くで、又川に落ちてゆくまで見たのは初めての経験でした。
今から数千年前に生まれたであろう氷河を、眼前に見ることができて幸せです。
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近寄ってみると、表面は泥でやや汚れていますが、氷河というのは実に美しい色をしています。
フィヨルド地域で見てきた湖や川のエメラルド色は、ここから生まれたんだと実感できます。
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その後宿泊地ソグンダールに向かいました。
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by kanekatu | 2006-08-23 17:25 | ノルウェー | Comments(0)

「北欧」ちょっと見旅行記 その8

ノルウェーでの最初の宿泊は、オスロ郊外のリサケルという町です。ホテルの直ぐ裏手は湖になっていて、早朝岸辺を散歩しました。
クラッシックファンの方なら、ノルウェーが生んだ大作曲家グリーグの「ペールギュント」をご存知でしょうが、この曲の中の『朝』のメロディーが浮かんでくる景色です。
実際の作品では、主人公ペールがサハラ砂漠の日の出を見たときの光景になっていますが、やはり作曲のイメージはノルウェーの水辺の景色ではないかと感じました。
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このノルウェーだけは他の3ヶ国とは異なり、中部地方を反時計回りにぐるりと巡る旅程になっています。
オスロをバスで出発し、最初に訪れたのが1994年冬季オリンピックの開催地であるリレハンメルです。
オリンピックのジャンプ台に登ってみると、街の中央に東西に流れる川の両岸に広がる美しい街並が眼前に広がります。
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北欧というと、もう一つ思い出されるのはヴァイキングでしょう。
8世紀末から11世紀にかけては、ヴァイキングの時代でした。元々ノルウェーは耕地に適した土地が少なかったことから国外に進出し、アイスランドを中心に地中海にまでその勢力を伸ばしていました。彼等の活躍を支えたのが、造船技術と航海術(観測技術)です。
そのヴァイキング達が作った木造の教会が、世界遺産に登録されているロムのスターブ教会です。
オリジナルは今から800年前に建てられており、当時は恐らく土着宗教の施設であったと思われますが、その後改造と修復が繰り返され、現在のような教会の姿になったものと思われます。
教会というより日本の寺院に近く、私達には親しみが感じられる建物です。
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いよいよ私達は、ノルウェーのフィヨルド地帯に入ります。といってもノルウェーは国中にフィヨルドがるのですが、この地域には特に有名なフィヨルドが集中しています。
フィヨルドとは何かということですが、永い年月で生成した氷河がその自重によってゆっくりと山の急斜面を下ってゆきます。氷河はすべりながら地面を削り、深い谷を作ります。
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氷河時代の終わりに氷がとけて、海面が上がったため、谷の一部が海の中にしずんでしまい、細長い入り江ができました。これがフィヨルドです。
ニュージーランドではサウンドといいますね。

私達はゲイランゲル・フィヨルドが見下ろせるダレスニッパ展望台に着きました。
下の写真は、展望台に登る途中で見た山と湖の景色です。
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周辺の山々の頂上付近に白く見えるのが氷河で、そこから無数の滝が山間を流れ落ちる雄大な情景が分かると思います。
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そしてゲイランゲル・フィヨルドの美しい景色です。
フィヨルドは船上で見るより、こうして上から見ているときの方が美しい。
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by kanekatu | 2006-08-21 13:20 | ノルウェー | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


by kanekatu
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