カテゴリ:ロシア( 3 )

東欧旅行その3

ロシアは観光客を積極的に受け入れていこうと決めて未だ5年とか。
レストラン・ホテルなどのサービス全般には、不便を感じることもありました。
ここでロシアの名誉のために、ロシアに対するイメージと実体験の差について。

”ロシアには美人がいない” そんな事はありません。
それどころか美女率が高く、私は町を歩きながら、あちらは9.7、次は9.9と
オリンピックの採点カードを頭に描きながら歩いてました。
少なくとも、ロンドンやパリよりは美女が多いのは請け合います。

”ロシア女は中年になるとみんなビヤ樽になる” 皆ではありません人によります。

”ロシアでは、乗り物は必ず遅れる” 飛行機も列車も定時運行してました。

”ロシアはどこでも行列だ” 今回の滞在で行列姿は殆んど見かけませんでした。

今回のツアー出発直前にロシア国内航空機2機の自爆テロ、私達が到着した日には、モスクワ地下鉄爆破事件が起き、翌日はあの悲惨な学校人質事件がおきました。
ここの所、ロシアは暗いニュースばかりです。
まだ真相は明らかではありませんが、いずれにしろ旧ソ連時代の負の遺産が原因であるのは、間違いないでしょう。
加えてアメリカのイラク戦争が、テロというパンドラの箱を開けてしまい、全世界にテロリストを拡散させてしまったのも、影響しているでしょう。

私の好きなロシア民謡”仕事の歌”に、次のような歌詞があります。
“死んだ親が後に残す、宝物はなにぞ、
力強く男らしい、それは仕事の歌。”
果たして現在のロシアの人々は、子供達にどんな宝物を残すのでしょうか。

写真は、サンクトペテルブルグ市内の公園で見た、新婚カップルとその友人達です。
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by kanekatu | 2005-08-07 07:09 | ロシア | Comments(0)

東欧旅行その2

翌日はサンクトペテルブルグ(旧レニングラード)に移動しました。
ロシア第二の街ですが、さすが古都という名に相応しく、静かな落ち着いた街です。
ネヴァ川を中心に街全体に運河が縦横に張り巡らされていて、360もの橋がかかり“北のヴェニス”“水の都”の名に恥じない、美しい景観を保っています。
そして何よりこの街には世界を代表するエルミタージュ美術館があります。中に入ると、収蔵品の数とスペースの広さ、見学者の多さに驚かされます。元々宮殿として使われていただけあって、建物自身が文化遺産です。
この街は、ロシア芸術の中心地でもあり、多くの劇場、文化施設と共に、二つの世界的なバレエ団があることでも知られています。

ここでは市の中心に未だレーニン像が立っており、地下鉄の駅名には、マヤコフスキーやオストロフスキーといった、旧ソ連時代の有名人の名前が、そのまま残っていました。
ガイドの警告を無視して乗った地下鉄は、市内なら35円均一でとにかく安く、駅名や乗換え表示も分かりやすく、利用し易いと感じました。昼間でも日本の通勤ラッシュ並みの混み具合でした。身長が低くつり革に手が届かない愛妻に、近くの老婦人が身を寄せてくれて、こっちへ来て、手すりにつかまりなさいと目で合図してくれました。親切ですね。

それにしても街全体を覆う暗さ、人々の表情の硬さはなんなのでしょうか。
国民性や気候風土だけでは説明つかないでしょう。
ロシアは一時期の悪性インフレで、生活が成り立たなくなった人が増えています。
経済マフィアに支配されている現在の政府に対して、大いに不満もあるようです。
今の方が良いか、昔のソ連時代のどちらがが良かったかは、人によって意見が分かれているそうです。
ただ、以前の時代が余りにひど過ぎたので、まあ今のほうが未だましかなあと、多くの人は、諦めているのではないでしょうか。

写真は、サンクトベテルグルグ、エルミタージュ美術館
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by kanekatu | 2005-08-05 09:34 | ロシア | Comments(0)

東欧への旅(2004/8/31-2004/9/9)その1

チェコの山岳部を水源とし、プラハの中心を流れるモルダウ川は,ドイツに入ってエルベ川となり、北海に注ぎます。
第二次世界大戦の末期に、フランス・ノルマンディーから上陸した米軍は東にスターリングラードで反撃に転じたソ連は西に向かって、ナチスドイツを追い詰め、エルベ川を挟んで両軍が初めて合流して、これからは二度と戦争の起きない世界にしようと握手しました。
この”エルベの誓い”から約60年、片やアメリカは唯一の超大国として世界に君臨し、もう一方のソ連はその後国家自体が解体してロシアとなり、一地方大名に成り下がり、尾羽打ち枯らす昨今です。
歳月は実に残酷なものです。
私達の2004年8月31日から10日間の今回の東欧旅行(ロシア、チェコ、オーストリア、ハンガリー)は、そのロシア・モスクワからスタートしました。

モスクワは、空港から市の中心に至るモスクワ郊外全体が大きな公園のように実にきれいに整備されています。
赤の(ロシアで、赤は美しいという意味を持ちます)広場とクレムリンは、予想以上に荘厳で、かつてのロシア帝国の威光を忍ばせています。
特に、黒柳徹子さんの髪形をした屋根を持つロシア教会は、とても美しい。
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有名な聖ワシリー教会などは、まるでディズニー映画に出てくる、おとぎの国の教会のように、カラフルでした。
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赤の広場の横にあるロシアご自慢のデパートには、他のヨーロッパ各国でもお目にかかれないような大型ブランド店が軒を連ね、華やかさを演出していましたが、殆ど人影は無く、
何か全体が作り物に見えて不自然さを感じました。
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by kanekatu | 2005-08-03 15:46 | ロシア | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


by kanekatu
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