カテゴリ:イラン( 2 )

イランへの旅 その2

イランは中東の先進国です。
主な都市には地下鉄が走り、水道水が飲めます。
義務教育の就学率は98%、識字率は78%(もしかしてアメリカより高い?)。
大学生の65%は女子です。女が強い国なのです。日本と同じですね。
イランは若い国です。国民の30%が学生です。
若い人の憧れの職業は、男の子はサッカー選手、女の子は女優だそうです。
まあこれも余り日本と変わりませんな。

最低の食料は配給されるため、餓える人はいません。
反面、どうにか食えるものですから、余り熱心に働きません。
従ってヤル気のある優秀な人材が、次々に主にアメリカに流出しています。
この辺りがイランの一番の悩みの種の様です。

イランのイスラム教はエエ加減です。
シーア派はイスラム原理主義だなどというには、大いに誤解ですね。
アッラーのお祈りする人は17%しかいないそうです。
どうりで、今回の旅行中お祈り風景を一度も見なかったわけだ。
イラン革命は失敗で、大半の国民は以前のパーレビ王朝を懐かしんでいるそうです。
イランの不安要素としては、対米戦争なんかでは無く、
近い将来の大きな変革と、それに伴う国内の混乱でしょう。

中東のイスラム国は、例外なく親日です。
イラン人も日本が大好きだそうで、街角で”ジャポネ、ジャポネ!”と度々声を掛け
られました。
いわゆる観光ズレしていなくて、とても素朴で親切な人が多いと実感しました。
きっと悪い人は皆日本に来て、上野で麻薬を売っているのでしょう。

日本の外交も、中東諸国の日本贔屓を大いに利用した方が良いでしょう。

数々の遺跡と、林立する巨大モスクに嘗てのペルシャ帝国の栄光が偲ばれます。
そして美女が一杯です、さすが元祖ハーレムの国ですね。
彼女達がチャドルを脱ぐ日が近い事を祈りましょう。
食事の味は過去19ヶ国中ワーストでしたし、快適な旅を望む方にはお勧めできませ
んが、
数千年の人類文化を偲び、21世紀の世界を考えるのでしたら、イランは好適でしょ
う。
中東旅行にハズレ無しです。

写真は、街で出会った祖母から息子とその嫁さん、孫の3世代のイラン人家族のスナップで
す。この人たちの表情、服装を見ても、イランの変化が分かると思います。
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by kanekatu | 2005-05-03 08:05 | イラン | Comments(0)

イランへの旅(2002/12/30-2003/1/6)その1

世の中、行って見て始めて分かる事があります。
年末年始の休み、今年はツアーでイランに行って来ました。
8日間で、首都テヘラン、詩人の町シラーズとペルセポリス遺跡、ゾロアスター教の
聖地ヤズド、そして世界の半分の広さと謳われたイスファハンを巡りました。

イランはアメリカと戦争する意思はありません。
一般にイラン人の多くは、アメリカが好きです。
現地では米ドルが普通に通用し、レストランに入ると”飲み物はコーラかファンタ、
どれが好いか?”と聞かれます。
確かに知識層を中心にアメリカに対する批判はあります。
しかしその理由は、嘗てイラン革命に時には、アメリカ主導でホメイニ政権を作り、
イラン・イラク戦争では、イラクのフセインにミサイルを供給して支援し、
湾岸戦争では、そのイラクを空爆し、
今対テロ戦争で、ブッシュ政権はイラン・イラクを悪の枢軸と云う、
アメリカの対中東政策の支離滅裂さ(正にその通り!)を批判しているのです。

ペルシャ湾は出口の所が、まるで関所のように細く括れています。
ここに2つの島があり、それがイラン領土なのです。
湾岸周辺で世界の石油の76%、天然ガスの80%が埋蔵されているわけですから、
この島をアメリカは、喉から手がでるほど欲しい筈です。
だから、米国高官が繰り返し、
当面の敵はイラク、最終的な敵はイランと言明しているのでしょう。
と、言うのが私の下司の勘繰りです。

第一、世界の17%の石油を、20%の天然ガスを保有している国が、
何で後20-30年後に石油が枯渇するアメリカと戦う必要があるのか。
でも、あの男(ブッシュ大統領のこと)の事だから何が起きるか分からないけど。
と云うのが、現地ガイドのディバーさんのコメントでした。

添付写真は、イスファハンのイマーム広場。
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by kanekatu | 2005-04-30 22:07 | イラン | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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