カテゴリ:ビクトリア滝( 2 )

南部アフリカ旅行記 その3

ビクトリアの滝観光は、先ずザンビア側からということで、一旦ザンビアへ入国します。入国時のビザ申請のために、ジンバブエは30米ドル、ザンビアは10米ドル支払いました。
ザンビアというと馴染がないと思われるでしょうが、我が国の10円硬貨に使われている胴は、ザンビアから輸入しており、毎年50億円以上の経済協力を行っています(アフリカで第3位)。
銅の世界的産地なんですね。

世界で最初に中国を承認したことから、中国との関係も密接でしたが、最近は波風が立っているようです。
銅の価格高騰で経済が潤っていますが、御多聞にもれず貧困とエイズの蔓延が大きな社会問題です。

ビクトリアの滝ですが、前日は上空からの、そしてこの日は滝の向かい側に設置されている遊歩道を歩いての観察となります。
1855年、前回の記事で紹介した探険家リビングストンにより「発見」され、当時のイギリスのビクトリア女王にちなんで、ビクトリア・フォールと名付けられました。
現地語では「モシ・オ・トゥニャ」と呼ばれ、これは「雷鳴の轟く水煙」の意味です。

ザンビア側からビクトリアの滝に近付くと、名前の通り大地を振るわすような瀑布の音が響き、風で巻き上げられた水煙に虹が掛かっていました。
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やがて滝の一部が見え始めます。
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この辺りになると、頭から足元から降り掛かってくる水しぶきの合間を縫っての撮影となります。
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次いで、再びジンバブエ側に戻ります。
この橋が国境となっていて、向こう側がザンビア、手前がジンバブエです。
この橋の中央に、名物のバンジー・ジャンプがあります。1回に6000円だそうでウが、私たちが見ている時も、一人飛んでいました。
みてる分には爽快ですが、実際にやる人は恐いでしょうね。
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こちらはジンバブエ側から見たビクトリアの滝です。迫力が増してきます。
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いよいよメインの滝です。
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ここら辺りではシャワーを浴びたように全身ずぶ濡れで、カメラが故障しないようギリギリの状態での撮影です。
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ここビクトリア、南米のイグアス、北米のナイアガラ、これらが俗に世界三大瀑布と呼ばれていますが、私を含めツアー参加者の多くが制覇しています。
どれが一番かは意見が分かれ、私はイグアスが最高と思いますが、ビクトリアは横一直線に滝が眺められるため迫力があり、ビクトリアが一番という声もありました。
中にはナイアガラ派もいて、こればかりは好みの問題ですね。

ジンバブエの料理を紹介しますと、焼肉がメインです。
写真の料理では、ワニ、イボイノシシ、ホロホロ鳥、インパラの4種類が皿に盛られています。
ワニは初体験でしたが、鶏肉に似た味でケッコウいけます。
この他にも、牛肉や豚肉、鶏肉、羊など肉料理は多彩です。
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この他に変わった所では、「芋虫」がありました、元は先住民が昔食べていたもので、今では甘露煮のような味付けになっています。
ただ見掛けが悪いものですから、誰も手を出さない。
食べた人には証明書を出すということで、ここは日本人として勇気を見せねばと決意し、下の写真の一番大きいものを食べました。
海外に行くと、誰しもナショナリストになります。
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外の殻が思ったより固く、中味はドロっとしていて、殻の部分がいつまでも口の中に残り、少なくとも心地よい食感ではなかった。
とにあれチャント食べたので、下の写真の証明書を頂きました。鉛筆の下に私の名前が書かれています。
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決して「芋虫」が毎回の食卓に並ぶことはありませんから、ご安心を。
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by kanekatu | 2007-07-07 22:00 | ビクトリア滝 | Comments(0)

南部アフリカ旅行記 その2

今回のツアーのタイトルは「南アフリカ5ヶ国大周遊」。旅行社は阪急交通社、添乗員はナンダカ幸せイッパイだったYさん、参加者は18名でした。
南アのツアーは各社が競ってPRしていますが、私はこの企画が最も優れていると判断し参加しました。
ルートは成田―香港―ヨハネスブルグ―ビクトリアフォールズで、乗り継ぎを含めておよそ25時間かかりました。

キャリアはキャセイ・パシフィックで、久々でしたが、やはりサービスが良いですね。
①先ず食事メニューが配られ
②飲み物が配られ
③その後食事が配られる
④アルコール類が無料(ガンバッテ4杯飲んだ)
⑤2回の食事の間に間食が配られ、カップ麺とサンドイッチのチョイスができる
⑥トイレが清掃されている
当たり前だろという向きもあるでしょうが、そうでないキャリアが多いのが実情です。
それに飲み物と食事の配布が後部からというのも、私たち団体エコノミー客には嬉しいですね。
ナーニ飛行機なんざぁ落ちなけりゃ良いのさという声もありますが、飛行時間が長く、満席状態という中では、やはりサービスが良いと疲れが違います。

それにしても、最近は飛行機が混んでいますね。今回の旅行でも途中の移動を含めて、殆どのフライトは搭乗率が9割を超えていました。
世の中景気が良くなっているせいでしょうか、それとも中国からの観光客が増えているためでしょうか。
中国人の観光客はマナーには問題があるものの、何せお金を沢山使ってくれるので歓迎されています。
反対に日本人はマナーは良いが、金を使わないという評価になっているそうですから、世の中変わりましたね。
中国の人たちは南アに来ても、ゴルフとカジノと金やダイヤの買い物をして帰って行くのだそうで、あまり観光はしないそうです。

そうこうしている内に、最初の目的地ビクトリアフォールズ空港に到着、ジンバブエに入国しました。
ジンバブエはかつてイギリス領南ローデシアという国でしたが、その後人種差別を政策の基本とするローデシア共和国が成立します。
しかし世界世論からの批判と国内の反対運動により、1980年にジンバブエ共和国が誕生します。
処が、ムガベ大統領が2000年になって、白人が所有する農地を強制収用する政策を進めた結果、農業が壊滅的な打撃を受け、食糧危機と悪性インフレに見舞われることになります。
その結果、治安が悪化しています。
一方、エイズ感染率は3割といわれ、平均寿命は36歳と世界最低。保健衛生面でも大きな課題を抱えている国です。

アパルトヘイトを廃止させ、念願の黒人政権を誕生させて、でもその後が問題です。
ジンバブエは白人たちとの融和と協調により、経済を安定させることに失敗をしたと言えます。

私たちは空港に到着してから、先ずバスでホテルに移動、チェックインしました。
中庭で歓迎の歌と踊りを見た後、
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半数の人は部屋で長旅の疲れをいやしました。
ビクトリアフォールのホテル「レインボー・ホテル」は、あすが観光地だけあって、予想以上に高級なホテルでした。
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残りの人は、疲れをものともせず、オプショナルのビクトリア滝のヘリコプター遊覧に向かいました。滝近くのヘリポートを飛び立ち、ザンベジ川からビクトリアフォールの上空を飛び、約15分で戻ってくるというコースです。
全長2750kmのザンベジ川は、ザンビアとアンゴラに源を発し、途中ザンビアとジンバブエの国境付近で大きく横に拡がり、
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巨大な大地の裂け目から、一気に落下して行きます。これがビクトリア滝です。
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6月が年間で最も水量の多い時期で、その迫力はヘリの上空からも十分伝わってきます。
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ヘリのガラス越しの撮影のため、一部光が乱反射していますが、それでも落下していく水の凄まじさは、感じられるでしょう。
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滝の最大幅は1700m、最大落差は108mですが、滝全体が一直線である所が、ナイアガラやイグアスとは異なる特長です。
ビクトリア滝の全容を見るには、上空からの観察しかありません。
従って、ヘリや軽飛行機による遊覧は、絶対に欠かすことが出来ません。オプショナル・ツアーになっている場合も、参加することをお薦めします。

夕方はザンベジ川のサンセットクルーズです。飲み放題付きは嬉しいですね。
ボートからはカバやワニが見えました。
地平線の彼方に沈む夕陽を眺めて、長い一日が終わりました。
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2日ぶりのベッドで、酔いも回って爆睡です。
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by kanekatu | 2007-07-04 06:19 | ビクトリア滝 | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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