カテゴリ:中央アジア( 1 )

中央アジア紀行(2007/9/14-28)その1

私の旅行は、特にテーマを設けず、その時に行きたいと思った国々を旅してきましが、結果として一定の傾向が見られます。
地域別では中近東に偏っていますし、もう一つ、気が付いたら「シルクロード」の国々を辿っていました。今回の旅行も、その「シルクロード」がテーマになっています。
中央アジアと呼ばれる国々は、今回旅行したウズベキスタン、トルクメニスタンに加え、タジキスタン、キルギス、カザフタンの5ヶ国を指します。
これらの国の共通点は、シルクロード以外にも、かつてソ連邦に組み込まれていて、独立後10数年しか経っていない若い国であること。自由主義経済を目指しているが未だにソ連時代の殻を引きずっていること(事実上の独裁体制、言論統制など)。経済がロシアに依存していること。宗教がイスラム教であることなど、多くの共通点を持っています。
最近のシルクロードブームで、ウズベキスタンのツアーは多くの人を集め、周辺国であるその他の4ヶ国を含めた周遊ツアーも企画されています。

ここで中央アジアの歴史について、簡単に整理してみます。
BC5世紀より  アケメネス朝ペルシャにより支配
BC4-3世紀  アレキサンドロス大王の東征
BC3世紀    ギリシア系バクトリア王の支配下
パルティア帝国の建国
AD45年より イラン系大月氏がクシャン朝を興す。
         ガンダーラ仏が生まれ、仏教が広まる。
シルクロードの発展が始まる。
AD3-6世紀 ササン朝ペルシャによる支配
AD7世紀   アラブの侵攻とイスラム化
AD9世紀   サーマーン朝の興隆
AD10世紀  カラハーン朝の興隆
AD10世紀  トルコ系セルジュク朝と中国系カラキタイ朝の浸出
AD13世紀  ホレズム帝国の設立
AD13世紀  モンゴル、チンギスハーンの東征
AD1227年  モンゴル帝国とチャガタイ・ハーンの建国
AD1370年  ティムール帝国の建国
AD1500年  トルコ系ウズベク人が浸出、ティムール帝国滅亡
AD16世紀  ブハラ・ハーン朝及びヒバ・ハーン朝の興隆
AD19世紀  ロシアが浸出、帝政ロシアの保護国となる。
         各地のハーンとロシアの二重支配の時代
AD1917年  ロシア革命の影響を受ける。
         イスラム教への弾圧と散乱が繰り返される.
AD1922-24年 ソ連赤軍により完全制圧され社会主義国となり、
ソ連邦に併合される。
AD1991年   ソ連の崩壊に伴い独立し、共和国体制となる。

中央アジアは、オアシス地帯では農業、その他の地方では遊牧生活と並存してきました。
しかしこの地方が、東西交易の「シルクロード」の中枢にあり、富が蓄積されてきたことから、常に周辺国や部族から侵略を受け続けてきたというのが、歴史から分かります。

中央アジアは、夏は高温になり、冬は一気に寒くなるため、気温が下がり降雨が少ない秋の時期がベストシーズンとされています。その時期に合わせ、9月14日から15日間のツアーに参加しました。
最初ウズベキスタンに入り、次いでトルクメニスタンに移動し、もう一度ウズベキスタンに戻るというコースです。
総勢12名、ご夫婦の参加がゼロという、珍しいケースです。
旅行会社はトラベル世界、添乗員はベテランの西田あかねさんです。
キャリアはウズベキスタン航空(2年前と比べてサービスが良くなっていました)、飛行ルートは成田―関空―タシケントで、飛行時間はおよそ合計10時間です。

なお、今回の旅行記は、普段に比べ人物の写真(大半が女性と子供)が多く、それも美しい女性が多いと感じられるかも知れません。しかし決して選んで写したものではなく、ごく普通のポートレートです。
それだけ今回の両国が、美女の産出国であるという証明だと思います。

写真はトルクメニスタンの首都アシュガバートの中心街。
緑豊かな整然とした美しい街並が特徴です。
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by kanekatu | 2007-10-06 17:07 | 中央アジア | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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