カテゴリ:京都( 9 )

京都の紅葉2011(下)

二日目は亀岡に向かいます。ここは初めて訪れたのですが、周囲に山があるせいか朝霧が下りていて湯布院に似た印象を受けました。
亀岡駅からトロッコ列車に乗り嵐山に向かいます。
この路線は保津川の渓流に沿って走るので、河岸の紅葉を楽しむことができます。ボートで渓流下りをしている姿も車窓から見えましたが、この時期は寒そうです。
写真は保津峡駅近くの鉄橋からみた保津川の景色です。
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トロッコ嵐山駅で下車しましたがスゴイ混雑です。トロッコ列車はとても人気がありチケットの入手が大変なようです。こういう処はツアーは楽ですね。
駅からは徒歩で渡月橋に向かいますが、途中、竹林の中を通ります。
青竹と紅葉の取り合わせもなかなか乙です。
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天龍寺という寺が紅葉の名所ということで中を通ってきましたが、確かに見事に色づいていました。
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京都には数えきれないくらい来ていますが寺社巡りが多く、嵐山は久々です。
周囲の紅葉は始まったばかりで、最盛期はもう少し先になるようです。
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渡月橋はやはり風情があります。
川の名称がこれより上流を保津川(又は大堰川)、下流を桂川といいます。
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橋の袂のレストランで昼食をとりましたが、この付近の店はいずれも予約制で、フリーで来た人たちは長い列を作っての順番待ちをしていました。
この時期の京都はどこへ行っても行列です。

午後のスタートは金閣寺です。
道路から黒門に入ったとたんに真紅の紅葉が眼に入ります。
境内に入ってからもいたる所に紅葉が見られました。
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鏡湖池の水面に影をうつす金閣寺、いかにも絵葉書的ですが、それだけ日本的景観としての完成度が高いといえるでしょう。
左手に見えるのは葦原島です。
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ツアー最後の観光地は光明寺です。
京都市の西南、ここは長岡京市になります。
総門の前の両側から紅葉が迫っています。
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ここから石段を上がっていくと正面にあるのは本堂の御影堂(みえどう)。
ここから上がって本尊に参拝し、渡り廊下を通って釈迦堂に行きます。
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庭園の信楽庭(しんぎょうてい)です。
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釈迦堂から外に出ると、参道の両側に処せましと露店が並び、ようやく人一人が通れる程度の通路が確保されているような状況でした。
この寺は紅葉の時期だけ拝観料を取る仕組みのようですが、それなら入場料でしょう。
総門の内側の境内にあれだけの店舗を並べるという商法も、宗教施設という観点からすれば大いに疑問です。
せっかくの見事な紅葉が、なんだか興醒めです。

晩秋の京都、紅葉と人いきれを堪能しました。
もっとじっくり見学したかったのですが、こんも時期では止むを得ないでしょう。
(終わり)
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by kanekatu | 2011-12-01 09:12 | 京都 | Comments(0)

京都の紅葉2011(上)

11月26-27日に京都の紅葉狩りとシャレこみました。
ツアーで旅行社は旅行計画社。東京からの往復はANA、市内観光は商都観光のバスです。
今年は秋の気温が高めで紅葉が遅れぎみ、この週末が最盛期とあって最高の人出となっていたようです。
伊丹空港かた最初の観光地。大原三千院に向かう道路は高速から渋滞がはじまり、到着は大幅におくれてしまいました。
当初はここで簡単な昼食の予定でしたが時間がなく、「濡れおかき」を一袋買いこんで食べただけ。
宸殿は人にまみれて歩くだけという状況で、何も見えず。
ようやく境内の庭に出てから景観を眺めることができました。

♪京都 大原 三千院  恋に疲れた 女が一人
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♪結城に塩瀬の 素描の帯が 池の水面に 揺れていた
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杉木立のむこうに屏風絵ような紅葉が見えます。
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大原から南禅寺に向かう道路も大混雑。
見学時間が15分ということで方丈や南禅院の見学をあきらめ、山門にのぼりました。
ここはさすがに「絶景」です。
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山門のすぐ脇の紅葉です。
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こうして写真でみると人が多く感じないかも知れませんが、たまたま少ない時をねらって写したもので、南禅寺の広い境内も人で埋まっていました。

三番目は東福寺でしたが、こちらは寺に入るまでが大行列。
お目当ての通天橋は後ろから押されて気が付いたら外へ出ていたという状況。まるでベルトコンベアに乗っているような気分です。
残念ながら撮影は断念です。

一日目の最後は清水寺で、到着は夕方近くになりました。
三年坂は往き帰りの人でごった返し、こちらも大渋滞。
ようやく本堂にたどり着いた頃は、陽が暮れかかっていました。
清水の舞台から下の紅葉を写したものです。
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本堂から地主神社を写したもので、人人人です。
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西山に陽が沈み、本堂は屋根の形しか見えません。
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三重塔のシルエットだけが夕景に浮かんで見えます。
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清水坂におりると、ライトアップ(別料金)を見ようと既に多くの観光客が待機していました。

京都は古来からの景観を守るため、永らく建物や道路など開発への規制を行ってきました。
かつての京の風情がそのまま残されていて、私たち観光客にとってはとても魅力的な街です。
しかし観光客が落とす膨大な拝観料は宗教施設ということで無税でしょうから、自治体の財政を豊かにするわけではありません。税収入にならなければ、市民生活には還元されないわけです。
参道の土産物店などは恩恵を受けるでしょうが、道路は狭いし物価は高く、その他の市民にとっては生活しづらい街だということを聴いたことがあります。
名称こそ拝観料ですが、実際はテーマパークの入場料と差はありません。
京都の人気寺院は商売が上手で、拝観料を徴収しておきながら特別の施設は別料金にしたり、境内の施設を細切れにしてそれぞれ拝観料を取るなど、かなりエゲツナイ商いをしている寺院もあります。
また拝観コースの途中に土産物店を並べている寺院もあります。
こうした収入の多い一部の寺院に対しては、実質的には観光収入であるということで課税するという手は無いものでしょうか。
伝統文化の保存と市民の生活権を両立させる妙案はと、余所ごとながら考えてしまいました。

泊まりは大阪市内のビジネスホテルでした。
疲れたので近くのコンビニでアルコールと食料を買って室内で食事、後はバタンキューでした。
(続く)
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by kanekatu | 2011-11-30 16:17 | 京都 | Comments(1)

深緑の京都ぶらり半日散策

2010年6月6日、所用で大阪に行きましたが、午後2時までに大阪梅田に着けばいいので、せっかくだからと午前中に京都の町を散策しました。
京都駅に9時50分に着き、そこからJR嵯峨野線に乗り換え花園駅に下車。

先ずは駅前の寺院「法金剛院」に向かいました。
平安時代末期に待賢門院によって再興された寺で、花の寺として広く知られています。
庭園の池には蓮をうかべ、極楽浄土を表しています。
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池の辺には花菖蒲が。
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ツツジや紫陽花も美しい花をつけていました。
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浄土庭園の真ん中に小さな島があり、これが池のアクセントになっていました。
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礼堂から上がって、広縁です。
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仏殿は質素で一見すると倉庫のような建物でした。
中央は阿弥陀如来像で、向って右側には僧形文殊菩薩像が安置されています。いずれも重文です。
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「法金剛院」から徒歩で約10分、「妙心寺」に到着。
無相大師を開祖とする臨済宗大本山で、七堂伽藍が一直線に並ぶ姿は壮観で、46の塔頭を有する日本最大の禅寺です。
また天井雲龍図がある法堂と、明智風呂とよばれる浴室があることでも有名です。
手前が仏殿。
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こちらは法堂。
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小方丈に、
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大方丈。
伽藍は全て重文に指定されています。
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塔頭の多くは非公開なため、以下は門の外から庭先を撮影したものですが、いずれも美しい景観を呈していました。
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公開されている塔頭の中には名勝庭園に指定されているものもあるのですが、今回は先を急ぐためカットです。

北に向かって約15分、途中嵐電の踏切を越えて間もなく正面に「仁和寺」が見えてきます。
真言宗の大本山にして世界遺産、「御室(おむろ)御所」として親しまれていて「御室桜」の名所でもあります。
「仁和寺」の見所としては、やはり庭園でしょう。
宸殿を中心に、南には白砂と杉松の枯山水の庭があります。
砂の白さが眼に沁みるようです。
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南庭の右手奥に二王門が見えています。
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こちらは勅使門です。
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書院は西に黒書院、南には白書院があります。
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北側には池泉のある北庭があります。
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重文の五重塔は江戸期に建てられたもので、上から下まで屋根の大きさが揃っています。
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「仁和寺」を発ってから御室のバス亭に戻り、バスでおよそ40分で四条河原町へ。
そこから阪急特急で大阪梅田に着いたのが午後2時の少し前。
なんとかギリギリ間に合いました。
京都―花園―法金剛院―妙心寺―仁和寺―御室―四条河原町というコースで、所要時間は約3時間でした。
半日の手軽な散策コースとしては、お薦めだと思います。
駆け足でしたが、深緑の京都の魅力を味わうことができました。
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by kanekatu | 2010-06-10 10:59 | 京都 | Comments(0)

紅葉狩りに洛東へ(下)

前回ご紹介した「洛東巡り一筆書きコース」ですが、各寺社を丁寧に観ていたら、とても一日では周りきれません。今回はあくまで紅葉狩りということなので、紅葉を観ることを目的とした観光コースになります。これが春の観桜となれば、同じ洛東巡りでもコースは大きく変わります。このように京都観光は四季折々で楽しみ方が変化するのが、大きな特徴です。

【南禅寺】
地下鉄東西線の蹴上でおり、水道橋のトンネルをくぐって徒歩5分、南禅寺に着きます。歩道をはみ出す程の混雑ですが、昼食時間にかかり団体客が減るので、多少はゆっくりと見学ができました。
先ずは三門に向かいます。
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三門前の庭も紅葉真っ盛りでした。
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三門の上に登り、周囲の紅葉を見物。絶景かな絶景かなです。
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本来はここで永観堂に向かうのが本筋でしょうが、そうなるとこの付近で湯豆腐料理の店で昼食をとらなければなりません。目的地の毘沙門堂に行くために、止むを得ずパスして蹴上に引き返し、再び地下鉄で山科に行き、ここで遅めの昼食をとります。

【山科疏水】
琵琶湖から京都まで水を引くためにつくられたものが琵琶湖疏水ですが、その中で山科を通る約3kmを山科疏水と呼んでいます。遊歩道が設けられ、散策しながら川辺の紅葉を楽しむことができます。
山科駅から徒歩で約15分で疏水の遊歩道に合流。そこからおよそ全長の半分位の距離を歩きましたが、風が吹くたびに黄色い落ち葉が、蝶のように舞いながら水面に散っていく光景は、とても美しい。
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【毘沙門堂】
山科疏水にかかる安朱橋から山側へおよそ10分で、最終目的地毘沙門堂に着きます。
天台宗の門跡寺院ですが、京都の中心地から離れているのと、駅から徒歩でしか行けないため、あまり人気が高くないのですが、紅葉の名所としては京都屈指のスポットです。
山腹にあるため石段を登りますが、正面は勅使門です。
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境内の紅葉も真っ盛りです。
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本堂の中庭の見事な紅葉です。
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晩翠園の観音堂周辺の紅葉です。
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弁天堂の紅葉です。
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紅葉狩りに満足して徒歩で約20分、山科駅に着き、JRで京都駅に戻りました。
コース1周が昼食を含めておよそ8時間、少々無理をすれば東京から日帰りも可能です。
京都の紅葉は場所によって最盛期が異なりますので、事前に情報をチェックして出掛けることをお勧めします。

―終り―
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by kanekatu | 2008-11-23 10:59 | 京都 | Comments(2)

紅葉狩りに洛東へ(上)

大阪に行く用事があり、せっかくなので紅葉真っ盛りに京都を一日観光することにしました。
京都の紅葉名所は大原、嵐山、北山など見所が沢山ありますが、時間に限りがありましたので洛東中心の観光となりました。
そこで京都駅から出発して、電車の乗り継ぎと徒歩だけで移動し、一筆書きで京都駅に戻るというコースを考えました。拝観が含まれるため、時間は9時から16時までとなります。
辿ったコースは次の通りです。

京都―(JR)―東福寺・・・東福寺・・・東福寺―(京阪)―祇園四条・・・八坂神社・・・円山公園・・・知恩院・・・青蓮院・・・東山―(地下鉄)―蹴上・・・南禅寺・・・蹴上―(地下鉄)―山科・・・山科疎水・・・毘沙門堂・・・山科―(JR)―京都
(―電車、・・・徒歩)
このコースの利点は、ハイシーズンで団体客が混み合う東福寺を朝一番に、南禅寺が昼飯時になるため、比較的空いている時間帯に見学できることです。
又バスを使わないため、時間遅れがありません。

このコースのヴァリエーションとしては、次のコースが考えられます。
①知恩院の後に下がって、高台寺、清水寺に回るコース。
②南禅寺の後、永観堂から哲学の道に向かうコース。
いずれも帰路はバスを使うことになります。

【東福寺】
JRで京都から一駅で東福寺駅下車、徒歩10分で着く東福寺は紅葉の名所なので、団体客で埋まります。それでも朝9時となると混雑は始まらないので、比較的ゆっくり観て回れます。目的は紅葉狩りなので、真っ直ぐに通天橋へ。
この寺の特長は何といっても、境内の中を東西に三ノ橋川が流れ、そこに三つの渓谷が開かれていることです。三本の橋の内、中谷にかかる通天橋が紅葉の名所です。
先ずは橋の上から、正に全山紅葉の趣です。上に見えるのは臥雲橋です。
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谷に下りる途中で、紅葉を上から撮影。この日は中国からの団体客が多く見られました。中国も紅葉は観られますが、殆んどが黄色のもので、こうした真っ赤な紅葉というのは珍しいのだと思います。
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一部落葉が始まっていて、落ち葉の絨毯というのも風情があって良いですね。
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【円山公園】
京阪に乗り祇園四条駅で下車。南座、祇園一力を右に見て真っ直ぐ突き当たりが八坂神社。お参りして円山公園へ。池の辺に美しい紅葉が観られました。
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【知恩院】
南門をくぐって知恩院の石段へ。ここは浄土宗の総本山です。
男坂を上って正面に見えるのが国宝の三門で、木造の門としては世界最大といわれています。
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毎年の大晦日、NHK恒例の「行く年来る年」に必ず登場する知恩院の大鐘楼です。
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方丈庭園の池の水面に、辺の紅葉が映っていました。
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【青蓮院】
知恩院の北隣にある門跡寺院。親王が代々の門主となっていました。
池泉回遊式庭園を中心に紅葉が観られます。
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―続く―
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by kanekatu | 2008-11-20 17:53 | 京都 | Comments(0)

真夏の京都・洛北寺巡り その2

2日目は先ず上賀茂神社へ。
上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」と言いますが、名前の通り雷神です。
678年に本殿が造営されたとあり、745年には天皇が病気祈願に訪れ、以来皇室ゆかりの神社となりました。
一時衰退したそうですが、徳川幕府の庇護により再び隆盛して、明治以後終戦まで官幣大社として伊勢神宮に次ぐ全国筆頭に位置していました。

バス停の近くに神社の巨大な「一の鳥居」が立っており、ここから北に向かって境内が拡がっています。
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やがて正面に白砂で作られたきれいな円錐形の「立砂」(盛砂)と、その奥の建物「細殿(拝殿)」が見えてきます。この日は猛暑でしたが、写真からもそれが窺えると思います。
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「立砂」は、神様が降臨したとされる神山を形どったもので、鬼門などにまく清めのお砂の起源はここにあるらしく、盛り塩もここから始まったようです。

「細殿」の東側に「舞殿」が建っています。「舞殿」は、かつて勅使御拝の殿舎として使われていました。
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朱塗りも鮮やかな「楼門」です。この建物だけがカラフルです。
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境内の建物42棟の殆どは1628年に再建され、それぞれ重要文化財に指定されています。
本殿と権殿(本殿のコピー)は1863年の造営で、こちらは国宝です。
又上賀茂神社全体は、世界文化遺産に登録されています。
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この神社で感心するのは、拝観の際に神官が境内を案内してくれることです。これは下賀茂神社も同様でした。
一方、京都の寺で拝観の時に案内をしてくれる寺は、極めて稀です。この点は、寺側は大いに見習って欲しい。
宗教施設を有料で拝観させるのですから、その程度の努力は必要だと思います。
土産物売り場にばかり力を入れる寺は、宗教施設としては失格です。

京都市街の最北は北大路ですが、その通りに面して大徳寺がります。
大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山で、山号は龍寶山。
鎌倉時代末期の正和4年(1315)に大燈国師が開創しました。
室町時代には応仁の乱で荒廃しますが、トンチでお馴染みの一休和尚が復興します。
桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提を弔うために総見院を建立します。
そこで全国の諸大名が競って塔頭を建立し、白壁の掘に囲まれた中には22もの塔頭があります。
しかし、常時拝観が可能な寺は、龍源院・瑞峯院・大仙院・高桐院のわずか4院なのは残念です。

写真右端の大きな屋根の建物は法堂で、1636年に再建されたものです。
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山門は一休禅師の時代に1階部分が造られ、のち千利休により2階部分が設けられ金毛閣と名づけられました。
この2階に利休の像を安置したことから秀吉の怒りをかい、千利休自決の原因となった話は有名ですね。
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大徳寺の七堂伽藍は全て国宝か重文に指定されていますが、これも全てが公開されているわけではありません。

その公開されている寺院の一つ大徳寺北派の本庵である大仙院は、1509年大聖国師が開祖で創建されました。
大聖国師作と伝えられる枯山水の庭が有名で、石組と白砂で中国の山水画を思わせます。この庭を眺めながら、ゆっくりと抹茶を頂きました。
この庭園は、国の特別名勝になっています。
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蓬莱山から大海に至るにつれて、海だけの簡素な庭になります。
実はこの庭園は撮影禁止だったのですが、ついうっかり注意を見逃してしまい、数枚撮影してしまいました。
でもあまりに見事な庭園なので、ここに紹介することにしました。
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方丈は、禅宗方丈建築としては日本最古のもので、国宝に指定されています。
珍しくこのお寺は係の方のガイドがあり、感心しました。

龍源寺は1510年前後に創建され、表門、本堂ともに創建当時のもので、室町時代最古の禅宗方丈建築です。
ここの庭園も見事でした。
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こうしたちょっとした光景も、京都でしか見ることができません。
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一泊二日の忙しい旅程でしたが、洛北のいくつかの寺社を見て廻ることができて、満足しました。
何度も同じ事を言うようですが、やっぱり京都の街は世界一です。
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by kanekatu | 2006-09-19 19:33 | 京都 | Comments(0)

真夏の京都・洛北寺巡り その1

「夏どこに行こうか」「京都」という妻の鶴の一声で、8月19,20日京都に一泊旅行です。国内旅行については、昔から我家は婦唱夫随です。よく考えると、旅行だけじゃないですけどね。
今回は妻のリクエストで大原を中心に洛北へ。

 ♪京都 大原 三千院
  恋に疲れた女が一人・・・♪
1966年に「女ひとり」がヒットするや、大原も三千院もがぜん有名な観光地となりました。今も昔も、ヒット曲の影響というのは絶大です。

鯖街道という言葉を聞かれたことがあると思いますが、福井県の若狭地方で獲れた鯖などの魚貝類などを京都に運ぶための街道です。若狭から京都市左京区の出町柳まで、現在は国道367号になっています。
京都市中から北へおよそ12キロ、山に挟まれた谷間の道を走ると、やがてのどかな田園風景が広がってきます。そこが大原です。
途中ハ瀬を過ぎたあたりから、旧鯖街道に入りました。乗用車がすれ違うのも難しいほどの細い道をしばらく走ると、最初の目的地である寂光院に着きました。

寂光院は、平家物語のヒロインの一人建礼門院が、侍女の阿波内侍とともに余生を送ったところとして有名な尼寺です。
壇の浦の合戦で建礼門院は幼い安徳天皇を抱いて入水しますが助けられ、その後この地でわが子・安徳天皇と平家一門の冥福を祈り、生涯を終えたと伝えられています。
本堂は淀君の手で再興されましたが、残念なことに2000年に起きた火災(放火と見られる)により焼失してしまい、現在の本堂は2005年に再建されたものです。
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そんな建礼門院を哀れんで後白河法皇がここを訪れたといわれていますが、それが有名な平家物語の「大原御幸」です。
「池のうきくさ 浪にただよい 錦をさらすかとあやまたる 中嶋の松にかかれる藤なみの うら紫にさける色」と読まれた樹齢千年の姫小松が画像右端に見えますが、先の火災で2年前に枯れ死してしまいました。モッタイナイですね。
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どことなく寂しさが漂う境内の景色です。
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それにしても火災による被害は本尊にも及んでいて、実に痛ましい。
歴史的価値の高い寺ですが、人気がイマイチなのは気の毒なことです。

タクシー運転手さんのお勧めで、車で10分程度かかる古知谷にある阿弥陀寺を見学することにしました。
この阿弥陀寺は、1609年弾誓(だんぜん)上人が開基した如法念仏の道場で、山深い場所にあります。
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本道の中に安置されている阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されています。
又この寺は皇室とも縁が深く、閑院宮並びに有栖川宮(勿論本物のですよ)の祈願所となっていました。
このご縁で高松宮、東久迩宮、最近では秋篠宮が、それぞれ参拝に訪れています。
こうした由緒ある寺ですが、いわゆる観光コースから外れているせいか、拝観に訪れる人も多い日で10名程度とか、寂しい限りです。
京都の街を歩いて感じるのですが、ごく一部の「勝ち組」寺社と多くの「負け組」寺社に分かれているような気がします。
ここでも格差が拡大しているのでしょうか。

参道の脇を流れる実相の滝です。
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寺の門ですが、随分と変った形をしています。
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大原に戻り、先ず宝泉院へ。
松竹梅を配した額縁庭園がありますが、脇の窓から1枚、なにせこういうショットが好きなもので。
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格子ごしに見る鶴亀庭園です。
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新たに作庭された宝楽園。
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こうした新規の設備投資が出来るのも、参拝客が多いからでしょう。
元々は勝林寺の坊である宝泉院ですが、結構人が入っているのは、偏に三千院の直ぐ近くというロケーションのせいでしょう。

さて唄に歌われた三千院、伝教大師最澄が開基したとされていますので、9世紀頃に建立されたと思われます。
以来この大原の地は、天台声明の修行の地として信仰を集めます。
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当日はいつもより参拝客は少ないとのことでしたが、どうしてなかなかの繁盛です。
土産物売り場の多い寺で、商売上手です。
その甲斐あってか、ここ最近建てられたと思われる新しい建物が多い。
反面、国宝の阿弥陀三尊像は遠くて良く見えない。

こちらは三千院の中心である往生極楽院です。1148年建立とされていますが、見た目は新しく感じます。
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庭にある童地蔵という変ったお地蔵さまです。
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商売熱心なチャラチャラした寺というのが、私の三千院に対する評価です。
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by kanekatu | 2006-09-16 12:57 | 京都 | Comments(2)

京都・洛東ぶらり歩き(2004/10/16)

ご好評(誰が?)にお応えして、昨年10月の京都日帰りの旅の記録です。

もし、今迄旅行した中で一番好きな場所は、一番良かった街は? と聞かれたら、
私は迷うことなく、”京都 ”と答えます。
海外にも素敵な街や、感動した観光名所も沢山ありましたが、
京都を越える所は、一ヶ所もありません。
多分これからも出てこないでしょう、
それ程京都は、私にとって別格な存在です。
春夏秋冬、いずれの時期も楽しめるのも京都の魅力の一つです。

もう数十回訪れた京都ですが、ここ2年ほどご無沙汰でしており、
久々に先週土曜日、ブラリと東山周辺の寺々を巡ってきました。
今回は観光名所から外れた寺社を中心に訪れましたので、他に観光客もなく、
寺の玄関に入っていくと急いで中から人が出てきて、三つ指突いて挨拶されたり、
文字通りマンツーマンで丁寧に案内してくれたりします。

三十三間堂の裏手にある養源院という小さなお寺は、徳川家の菩提寺で、
家康以下15代の将軍の位牌が並べてあったのには、少々驚きました。
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ここは又”関が原の戦い”のきっかけとなった、
伏見城落城の時に自刃した時の、徳川方の将兵の血糊がついた床板が、
そのままこのお寺の天井板になっています。
あの時の恨みは絶対に忘れないぞという、徳川の執念を感じます。
伏見城に未だ秀吉がいたころ、オオドロボー石川五右衛門が財宝を盗みに入り、
廊下の足音に気付かれて捕まってしまい、釜茹でにされるのですが、
その時のウグイス廊下がそっくりこの寺の廊下に移されているのも、ご愛嬌です。
静かに歩けば歩くほど、大きな音をたてる仕掛けには感心しました。
又この寺には、引き戸の上に俵屋宗達が象の絵を書いた(勿論、想像で)
杉戸絵が残されており、こちらも一見の価値があります。

七条通りを東に突き当たったところにあるのが、智積院(ちしゃくいん)で、
成田山や川崎大師などを配下に持つ
全国3000箇所の寺院の総本山であることも、今回初めて知りました。
元々が豊臣秀吉によって建てられた寺で、
庭園が、桃山時代の池泉式回遊庭園です。
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この寺には、国宝の長谷川等伯画、桜図、楓図が展示されていて、
これを見るだけでも、智積院を訪れる価値があります。

近くの方広寺には、あの有名な”鐘楼”が残されていました。
豊臣家が寄進した鐘に、”国家安康 君臣豊楽”の文字が刻まれていたのを、
家康が、”家と康を断ち切り、豊臣を栄させる”意図があると因縁をつけて、
その後大阪冬の陣を仕掛けて、豊臣家が滅亡してゆくのです。
秀吉の時代に、この地に奈良の大仏より大きな大仏を建てたのですが、
徳川の時代に、寛永通宝という銅貨の原料にされてしまいました。
鐘の外側に、人が立っているような模様がついていましたが、
これは淀君の怨念がが幽霊になったものだと、寺の人が説明してくれました。
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すぐ隣には秀吉を神として祭った豊国神社があります。
これも徳川の時代に完全に破壊されました。
今の社殿は、明治天皇によって再建されたものです。
唯一正面の唐門だけが桃山時代の栄華を偲ばせています。
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こうした歴史上由緒ある建物が、あまり人々の関心を集めることも無く、
あちこちに散在しているのも京都の魅力です。

三十三間堂内には1031体の仏像(全て国宝です!)が置かれていますが、
この前に立つと、毎回のことですが心が洗われるような気がしてきます。
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世界遺産に指定されている下鴨神社は今回初めて訪れてたのですが、
12万㎡の敷地に55棟の社殿(全て重要文化財)が立ち並び、
その威容に圧倒されます。
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今回の寺々で、俵屋宗達や長谷川等伯の描いた絵を何枚か見ましたが、
あらためて、その素晴らしさに感心しました。
大胆にデフォリメされた構図、漲る躍動感と繊細な色使い、
じっと眺めていると、400年の時の流れを忘れます。
海外でも多くの美術館を巡ってきたつもりですが、
桃山時代の1600年頃に、これだけの作品を描いた例を知りません。
この時代の日本の美術は、世界最高水準をいっていたのでしょう。

残念ですが、年々京都の町の景観が壊されてきています。
京都市街の町並保存に対する、国や地方自治体の努力が足りません。
欧米で出来ていることが、なぜ日本で出来ないのでしょうか。
京都は紅葉には少し早いのですが、木々の葉が黄色く色づき始め、
秋の強い日差しを受けて、美しく映えていました。
これから11月に掛けて、京都は日に日に華やかな季節を迎えます。
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by kanekatu | 2005-08-17 06:03 | 京都 | Comments(0)

夏の京都、奈良小旅行(2005/8/12-14)

真夏の京都、奈良は久々でした。
私は40歳過ぎてから、京都の魅力に取り付かれ、以前は毎年2回以上訪れていた時期もあります。
京都は四季折々の景観を楽しめる世界で唯一の街と、私は思っています。春は花、秋は紅葉、冬は雪景色。それなら夏の魅力はといえば、それは荒々しさです。
今回お参りに行った南禅寺も清水さんも、切り立った山を背にした高台にあり、要塞としての寺院の顔を覗かせます。歴史上の京都の戦乱では、こうした大きな寺院に陣が敷かれたのも、うなずけます。
それからもう一つ、比較的空いていて観光し易いという利点もあります。欠点はとにかくアツイことです。
今回は、お盆に入っていたせいか結構混雑していたのと、高温の上に時々にわか雨という、環境としては劣悪でしたが、さすが京都、それなりに楽しんできました。

同行の愛妻が、久しぶりの京都であったため、洛東中心の観光となりました。
最初に訪れたのは金地院、徳川時代に“黒衣の宰相”として権力をふるった僧、崇伝が築いた寺で、重文の方丈と庭園が目玉ですが、その2ヶ所が現在工事中で殆ど見ることが出来なかった。こういう場合は、拝観料を半額にして欲しいですね。まあ人影も無くひっそりとしていて、静かで良かったですけど。

お目当ての南禅寺、先ず石川五右衛門で有名な三門に上がり、京都市内と後方の東山の絶景を眺めます。三門から法堂に至る境内の木々の、特に紅葉時の美しさは、例えようがありません。私は、いつもここを見に南禅寺に来るのです。
南禅寺の中心は、方丈と方丈庭園です。秀吉寄進の方丈と、小堀遠州作の庭園の美しさは、京都の名園のなかでも屈指です。庭園に面した廊下が広く、ゆっくりと座って庭を眺められるのも好いですね。
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そして南禅寺といえば、境内のローマ式水道橋、水路閣があります。一見お寺とミスマッチに見えますが、これが見事に調和しているから不思議です。
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昼食は、創業350年の「奥丹」で湯豆腐です。暑い季節に冷房の利いた部屋で熱い料理というのは、実に贅沢ですね。味も結構でした。
以前真夏に、鴨川の川床料理というのをご馳走になったことがありますが、七輪に炭火をいれ、その上に鍋を置き、水炊きが出てきたのには驚きました。もちろん屋外でアツイ。その上、炭火の熱気と、水炊きの湯気で熱せられ、風下にいた私は眼が回りそうでした。
それを、団扇で涼をとりながら食事を頂くのですから、都人というのは何と典雅なのだろうと、ひたすら感心をした記憶があります。

モミジの永観堂は、
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紅葉の季節はさぞかしと想像しながら、哲学の道へ。

銀閣寺は、人出が多いのには参りました。前回は12月初めの人が少ない時で、未だ紅葉が残っており、実に落ち着いた雰囲気でしたのに。
銀閣寺自体、非常に優雅な建物ですから、人波にもまれて見るのは、いささか興が削がれます。
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二日目は、奈良、今回は東福寺に初めて訪れました。673年に創建された古刹で、鎌倉時代には、大和地方の守護職を務めていたというほどの権勢を極めていたようです。江戸時代の大火で、一度灰燼に帰したのですが、五重塔、
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北円堂、東金堂などは、鎌倉時代のものがそのまま残されています。
仏像を中心とした国宝、重文は、国宝館と東金堂内部に展示されています。特に眼を引いたのは、奈良時代の乾漆造(粘土で下地を作り、表面を木粉と漆で固め、その後粘土を取り除く技法)の仏像群で、とりわけ阿修羅像の造形の美しさは、比肩するものが無いでしょう。
この他、鎌倉時代の千手観音像や金剛力士像も素晴らしく、この寺は正に国宝の宝庫です。

次は、東大寺の大仏(殿)を見て、
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最終三日目は、千日詣りで混み合っていた清水寺という、
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定番コースを廻り、帰京しました。

京都は何回行っても、行く度に新しい発見のある、世界一の街です。
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by kanekatu | 2005-08-16 12:24 | 京都 | Comments(3)

憂きな中にも旅の空


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