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パキスタン見聞録(11)バードシャーヒ・モスク

ラホールはパンジャーブ州の州都であり、パキスタン第2の都市です。人口は約1500万人。
7世紀に玄奘三蔵もラホールについて記述しています。
11世紀にはアフガニスタンのトルコ系イスラム王朝がラホールに首都を置きました。
14世紀以後にはムガール帝国の学問と芸術の中心になる。ムガール帝国が崩壊すすとシーク教徒が勢力を拡げ、19世紀からイギリスの統治下に入ります。
宿泊したラホールのホスピタリティインの入口には、こうした武装警備員が配置されています。
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朝の通勤ラッシュで、道路も渋滞。
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玉ねぎの様なドームはシーク教の寺院。
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ラホール城の城門で、ここをくぐると最初の観光地バードシャーヒ・モスクに到着。
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ここが入り口で、靴を脱いで中に入ります。
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バードシャーヒ・モスクはムガール朝第6代皇帝アラウングーブが1672年の建立した金
曜モスク。四隅に立つミナレットの高さは50mで、一度の10万人を収容できるモスクとしては世界最大規模です。
礼拝堂は3つの大きなドームを持ち、四隅にはミナレットを配しています。
形も美しい。
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建築に使われた赤砂岩は、インドのジャイプールから運ばれたもの。
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大理石を埋め込んだ細かな細工が施されています。
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礼拝堂の入口の天井部分。
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内部は大理石造りで、日中でも涼しく感じます。
礼拝堂のミフラーブ。
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大理石にも細かな模様が施されています。
アナログとデジタルの時計で礼拝の時間を示しています。
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天井のアラベスク模様。
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ミナレットと回廊。
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サイドから見たモスク。
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回廊から見えたラホールのランドマークであるパキスタンタワー。
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私たちは一般にイスラム教と呼んでいますが、実際には細かな宗派に分かれています。主な宗派・学派だけでも30以上あり、ガイドによれば70位に分かれているとのことでした。
シーア派、スンニ派という言い方もしていますが、それは大きな分け方でしかありません。
シーア派というと過激な印象ですが、パキスタンのフンザ地方ではシーア派のイスマイル派が多いそうで、ガイド二人もそうでした。
彼らによればイスマイル派では礼拝は日に3度、礼拝を呼び掛けるアザーンは無し、ラマダン(絶食)もないそうです。ジハードは否定。
そしてコーランを忠実に解釈すれば、これが正しいのだと言います。
別の宗派に行けば、また解釈が変わります。
女性の服装にしても、同じムスリムでも国や地方によっても全く違います。概して都市部に行くと規制は緩やかで、年が若いほど着ているものも華やかです。
中央アジアのトルクメニスタンでは、レストランの女店員がミニスカートだったので驚きました。スカーフを被らない女性が多数でした。
当り前のことですが、イスラムということで何でも一括りにするのは間違いです。

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by kanekatu | 2017-03-16 11:00 | パキスタン | Comments(2)

憂きな中にも旅の空


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