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パキスタン見聞録(8)ウチ・シャリフ

この日が観光5日目、中日です。
ここまでの観光地はシンド州でしたが、州境を越えてここからはパンジャーブ州に入ります。パンジャーブ州はシンド州に比べ経済的に豊かだそうですが、見た目で最も気が付くのは車が車線を守って走行していることです。カメラでの監視もあり、警察車両が罰金納付用の銀行車両を伴って道端に停車しているのが目に付きます。
リキシャーは三輪タクシーのことで、庶民の足です。分乗すれば一人数十円の料金だそうで、確かに安い。
インドで一度乗ったことがありますが、座席が板製で固く、おまけに道路が凸凹なのでお尻が痛くて、とても長い距離は乗っていられません。
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こうした高層アパートも建築が進んでいるようです。
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しかし、一般庶民の住宅事情はかなり厳しいようです。
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ガソリンスタンドで給油中の、お馴染みのサトウキビを運搬するトラクターを見つけました。スゴイ荷物の量です。
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運転席の上に簡易ベッドが備え付けていて、ここで寝泊まりします。
前に記したように、工場へ入庫するのに数日間、時には20日間も道路で待たされるので、その間はトラクターで生活するこになります。
うっかりトラクターを離れると荷物ごと盗まれることがあるので、目が離せないのです。
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昼食のレストランで、ナンを焼いているのを見つけました。
小麦粉と塩、水、酵母を主材料とし練って団子状にしてから、タンドゥールという窯の内側に張り付けて焼きます。材料には砂糖や香辛料、玉子などを加えることもあり、店ごとに味が違います。
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バイクの父子、坊やが眠そうです。
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サトウキビから黒砂糖を作っている人たち。サトウキビを圧縮して液体を絞り出し、後は大きな鍋で煮詰めるだけ。完全な手工業です。
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私たちがサトウキビの工程を見学していたら、学校帰りの子どもたちが私たちを見学するために集まってきました。
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観光はウチ・シャリフのビービー・ジャヴィンディ。
ウチ・シャリフは紀元前4世紀にアレキサンダー大王が建設した街です。
13世紀ごろからこの地にもイスラム教の布教のために聖者がやってきました。その関係から多くのダルガー(聖者廟)が建てられました。
ビービー・ジャヴィンディは女性の聖者で、このダルガーは15世紀のものです。
白く輝く優雅な建物は、女性の聖者廟にふさわしい建築だと言えましょう。
八角形でコーナーには塔が置かれています。
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実に残念なことに、19世紀の近くの川の氾濫で半分近くが完全に破壊されてしまいました。
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現在、修復工事が行われていますが、完全に直るまでにはかなりの時間が掛かりそうです。
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塔の装飾を見ると精巧な技術が駆使されている事が分かります。溜息がでるような美しさです。
ハトが彫刻されていますが、イスラムの寺院ではハトをとても大事にしています。
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同じ場所には、他に二つのダルガーがあります。ほぼ同時期に建てられたものの様ですが破壊の程度はさらにひどい。
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内側の様子。
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完全に修復が終われば、ここも世界遺産に登録されるのでしょう。
私たちを見物するために集まった子供たち。皆、利口そうな顔をしています。
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ここからバスでバハワルプールに向かいます。
途中の風景で、家の前に洗濯物を干しています。ゴミは処分されず、家の前の道路に捨てていますので、衛生的とはいえません。
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衣服を売っている店ですが、商品は相当ホコリをかぶっているでしょう。
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バザールは夕方の人出で混みあっていました。
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パキスタンでは宗教上のこともあって、男女ともほぼ全員が結婚しています。結婚は親の承諾が必要で、本人同士が勝手に決めることは難しい。離婚は極めて稀。子どもは都市部では3人ぐらい、地方ではもっと多いそうです。
会社の就業時間は9時から17時までが標準的で、残業はしない。いい事です。

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by kanekatu | 2017-03-10 09:36 | パキスタン | Comments(2)

憂きな中にも旅の空


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