ラオス旅行記 その2

航空会社はベトナム航空で、先ずは成田-ハノイの6時間弱の旅です。ベトナム航空は日本酒のワンカップがチョイスできるのが良いですね。2杯目は白ワインで昼食の機内食を食べて一眠りすればハノイに到着。やはり近場は楽です。
ハノイの空港は首都の空港としては免税店も少なく、特にレストランがチャチで、全体としてややうら寂しい印象です。ここで乗り継ぎに3時間かかりましたが、ミステリーの文庫本を1冊持参していたので退屈はしません。往復の乗り継ぎや待ち時間を利用してちょうど詠み終わり、計算通りでした。
ハノイからラオスの最初の到着地ルアンプラバン(ルアンパバン)へはプロペラ機で約1字時間の飛行。夕方の7時ごろでしたが、窓の外は漆黒の世界。進行左側に白い満月が見えました。下を見ると川か湖かその水面に月がきれいに映っています。飛行機の外は上下に二つの月、とても幻想的な光景でした。
こういう景色が見られるのも、プロペラ機の良さなのでしょう。

質素なルアンプラバンの空港に到着、出国手続きを終えてそのまま専用バスでホテルに向かいます。
現地ガイドはラオス人男性ですが日本語ができるので一安心。
バスの車窓から見える家々は質素で、印象としてはミャンマーとカンボジアの中間くらいでしょうか。街灯も少なく暗い道をバスは進みます。
ホテルの隣のレストランで夕食の後、ホテル“サナケオ”にチェックイン。このホテルは1階が地下になっていて行灯部屋で、部屋割りで少々揉めた後、それぞれ客室に入りました。

ホテルの住み心地は余り良くありません。
先ず寒いのに参りました。次善に気温が25~30℃と聞いていたのですが、かなり寒く感じ、長袖のシャツの上にセーター、更にコートかジャンパーを羽織るという格好でちょうど良い。ところがベッドには毛布が1枚掛かっているだけで、暖房はありません。エアコンは付いていましたが、冷房専用です。夜中に寒さで度々目がさめました。
もっと悪いことに、バスタブもシャワーもお湯が出ないことです。お湯が出たのは19名中数人で、残りの人は日本で例えれば真夏の水道水程度の温度です。これでシャワーを浴びたら間違いなく風邪を引きますので、大半の人は手と顔を洗う程度で済ませたわけです。だから余計に夜中の寒さがこたえます。
翌朝、朝食の際に顔を会わせると異口同音に「いやー、夕べは寒かったね」が第一声でした。
添乗員を通して、お湯が出ない事と布団の予備をホテル側に問い合わせましたが、埒があきません。
冬場にラオスに行かれる方は、先ずは防寒対策をしっかり立てておくことをお勧めします。

ルアンプラバン第一日目の観光は、街のメインストリートであるシーサーワンウォン通りの散策からです。
ラオスのタクシーは三輪タクシーで、この大きさで6~8人乗りです。新しい車体はカラフルな彩色が施されています。市内の中心部はバスの乗り入れが禁止されていて、こうした三輪車が活躍しています。
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朝市が開かれていて、野菜や果物の食料品が豊富に並べられていました。
こちらはフレッシュジュースです。いかにも美味しそうですが、衛生面を考えてパスです。
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果物売りで、値段交渉の真っ最中でしょうか。市場の商品は全てオープン価格で、売り手と買い手の交渉で価格が決まります。日本に比べればはるかに安価で、気に入った品物があればお買い得です。
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最初の寺院はラオスを代表する寺院の一つであるワットマイ、1821年の建立です。ルアンパバーン様式と呼ばれる独特の形状の屋根で、特にこの寺院は五重に折り重なった屋根が特徴です。最も美しい屋根を持った寺院と言われています。
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本堂には眩い光を放つ本尊の周囲を、大小さまざまな大きさの仏像が囲んでいます。
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次いで王宮博物館(国立博物館)を見学。
かつての王宮で、1975年まで国王の一族がここに住んでいました。
1909年に建てられたのですが、当時はフランスの植民地時代で、フランス人により設計されました。屋根だけはラオス風ですが、建物全体が欧風なのはそのためです。
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入り口でカメラやハンドバッグを含む全ての手荷物を預けさせられての内部見学でした。ラーンサーン王国の栄光を偲ばせる数々の調度品や服飾品が展示されています。

ワットシェントーンはラオスを代表する寺院で、最高の美しさを誇る寺院と言われています。1560年の建立です。
幾重にも重なる大きく湾曲した屋根の形が特徴的で、外壁は金の彫刻で飾られています。
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本堂の安置された黄金色に輝く仏像です。
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ラオス最後の国王、シーサワンウォン国王の葬儀に使用された霊柩車が収められた建物です。
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ルアンプラバンの街は1995年に世界遺産に登録され、ラオス観光の中心地となっています。
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by kanekatu | 2009-01-24 19:00 | ラオス | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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