スペイン・ポルトガル旅行記(5)
2010年 08月 09日
今回のツアーの目玉として、パラドールでの宿泊があります。
パラドールとは歴史的建造物を改装した国営ホテルのことで、現在スペインには93あります。
その中で五つ星ホテルは2ヶ所ですが、その両方に泊るという趣向なわけです。スゴイでしょ。
ここレオンのパラドールは、元々が修道院でした。
ファザードはプラテレスコ様式です。

こちらは付属している教会で、現在も使われています。

その教会内部です。

宿泊者のために特別に見せてくれたのは、聖歌隊の席です。
椅子の彫刻は中世時代のままだそうで、随分と凝っています。

パラドールの脇を流れるベルネスガ川の光景です。

さてここでちょっとティータイム。
今回食したスペイン料理の紹介をします。
実は、料理の記事って苦手なんです。
理由の第一は、世界で最も美味しいのは日本料理だという国粋主義なんです。
どこの国へ行っても、和食にかなう料理はないと信じています。
第二は、少々矛盾する言い方になりますが、食べ物に好き嫌いが一切ありません。何でも食べます。
しかも腹が空いていれば何を食っても美味い。だから、評価ができないんです。
第三は、料理の名前が覚えられない。
ここは全国1万人愛読者(そんなには居ないか)のために、敢えて料理の紹介をします。
ガーリックトースト風の前菜で、ピンク色した得体が知れないドレッシングにつけて食べます。

こちらは前菜の定番で「エンサラーダ・ミスタ」。トマトなどの野菜とチーズにオリーブ油をかけたもの。

写真のものは、サーモンが入っています。

前菜では、ハムとサラミの盛り合わせというのもありました。
けっこう厚切りで、注意しないとスープとこれでお腹が一杯ってなことになります。

スープは特に珍しいものはなく、写真のものは鱈が入っていました。

メインは魚料理が多かったですね。それにポーク、チキンなどの肉料理。
こちらはサンティアゴ・デ・コンポステーラの夕食時に出たホタテ貝料理です。
食べ終わると、きれいに洗った貝殻がお土産に渡されます。

魚は鱈が多かったですね。

定番のポーク。

仔牛。

セゴビアの名物料理であるコチニーリョ・アサードは、子豚をオーブンで焼いた料理です。

スイーツはマセドニアと呼ばれるフルーツポンチ風なものが多い。

定番のケーキやアイスクリームも出ましたが、変わったところではアロス・コン・レチェという名のライスプディング、これが甘くて美味い。

私は甘いものが苦手なので、日本ではスイーツだけは手を出さないんですが、なぜか海外にいる時だけはスイーツを口にします。
今回食べたスペイン料理、ざっとこんな所です。
次回はレオン観光です。