ジャワ島・バリ島旅行記(4)

7月17日は朝から曇り空。この時期のインドネシアは乾季で7月は特に雨が少ないと聞いていましたが、バスで出発後まもなく小雨がぱらつき出します。
やがてチュルッ村に着いたころはスコールのような強い雨に変わりました。誰も傘を持っていません。
ここで銀細工工房の見学となっていますが、実際は旅行社指定店でのショッピングです。
本来は近くの農民が農作業をやる傍らこうした工芸品をこさえていたのでしょうが、今は観光客向けになっているのではないでしょうか。
銀細工の実演をしていましたが、本当の農民なら早朝のこの時間は農作業をしています。
東南アジアのツアーで「見学」とあったら、先ず買い物案内と思った方が良い。
「00博物館見学」と書かれていたのが、実際にはその博物館自体が商店だった等というのはザラです。
当然、旅行社やガイドへのコミッションが含まれていますので、値段はかなり割高です。ざっと定価の半額以下、どこまで値切れるかです。
銀細工の壁掛けで気に入ったものがありましたので、75ドルを粘って30ドルまでまけさせ購入、マアマアでした。
今回のツアーで唯一の買い物です。

最初の観光地キンタマーニ高原に着くころにようやく雨が上がって、ペネロカンにある大型レストランで昼食。
キンタマー二(名前だけはリッパ)はバトゥール湖畔が景色が良いのですが、このレストランは湖畔に向かってテラスがのびており、絶好の撮影ポイントになっています。バトゥール湖はバリの水瓶です。
雨上がりで霧がかかっていましたが、霧の晴れる時をねらってカメラに収めました。
誰かが言っていたように、箱根の芦ノ湖に似ています。
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バトゥール山は標高が1717mです。
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ウブドの北、タンバシリンにあるティルタ・ウンプル寺院は、その名の通り「聖なる泉」が湧く寺院で、バリ・ヒンドゥーの信仰の対象になっています。
インドネシア全体ではイスラムが圧倒的ですが、ここバリ島だけは土着宗教と仏教とヒンドゥー教が習合したバリ・ヒンドゥーが多数を占めているのは、ジャワのイスラム化が行われた際に僧侶や信者がここバリ島に逃げてきたためです。
ここが泉で、下から水が湧いています。
沐浴している姿の撮影は遠慮してくれということで、外してあります。
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こちらはお参りに来た家族でしょうか。
子どもたちの笑顔が可愛いですね。
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バリ島の女性は、寺院へのお供え物は小さな篭に入れて頭に乗せて運んできます。
そのため、バリ島の女性たちは皆揃って姿勢が良いのだそうです。
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遅めの昼食の後は、お定まりの免税店での買い物です。
もういい加減に、旅行社はコミッション稼ぎのための免税店の買い物タイムをやめたらどうですか。
昔と違って今は海外でブランドを漁る日本人は殆んどいません。事実今回のツアーでも、誰ひとりブランド品を買った人はいなかった。こんなことで1時間もつぶすのは、あまりに勿体ない。
298(ニキュッパ)や398(サンキュッパ)の激安ツアーなら旅行費の一部だと思って我慢できますが、そこそこの料金を取っておいて指定店のショッピングはないでしょう。
現にこうした買い物を一切しない旅行社もあるし、クラブツーリズムや阪急交通のアジアツアーでも、ミャンマーやラオスではこんな企画は立てません。
観光以外は一切やめて、その他は自由時間にすればいい。買い物したい人は店に行けば良いし、街を散策したい人は街歩きを楽しめば良い。
何十年経ってもやり方を変えようとしない大手旅行社、こんな事を続けていると、いずれ客が離れていきますよ。

夕方ジンバランにあるウルワトゥ寺院に到着。
バリ南部のバドゥン半島の岬にある寺院で、高さ75mの断崖の上に10-11世紀に建立されました。
夕景のビューポイントとしても有名な寺です。
ただこの寺には沢山の猿が棲みついていて、しかも性質(たち)が悪いので、油断しているとメガネなどが狙われますので要注意です。
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本堂でお参りしている人々です。
女性の姿が妙に艶めかしいと言ったら、不謹慎だと叱れるでしょうか。
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この寺では定期的にケチャダンスの公演が行われています。
ケチャダンスはバリ島の伝統的な舞踊で、宗教的儀式が発展したものです。
特徴は松明の周りを囲んだ格子柄の腰巻だけの男たちが、「ケチャッケチャッ」とか「チョッチョッ」といった声が張り上げながら合唱したり踊ったりするものです。
本来は男だけの踊りだったそうですが、観光化と共に女性の踊り手も加わるようになったとか。
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阿波踊りにも恰好が似てますね。
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踊り手は次第にトランス状態になり、最高潮に達すると火祭りのような姿を呈してゆきます。
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現地ガイドによると以前に比べ、観光化とともに迫力が欠けてきたとか。
伝統文化と観光化の両立、いずこも同じ悩みを抱えているのでしょう。
帰りに夕陽が海へ落ちてゆく美しい光景を撮影することができました。
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この後は夕食を済ませ2日目の観光は終了、連泊のアストンクタホテル&レジデンスに戻ります。

次回は観光3日目で、最終回となります。
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by kanekatu | 2011-08-01 07:32 | インドネシア | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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