ジャワ島・バリ島旅行記(5・最終回)

今ツアー観光3日目のこの日が最終日、アッという間です。
旅行社は最初に書いたようにクラブツーリズムですが、実態は現地旅行社APEX社に丸投げ。出発の時に成田でe-ticketを渡しただけで、後は「ク」の字も出ません。
そのAPEX社の現地ガイドは、他の東南アジアのガイドに比べて能力が低い(言葉、知識、マナー、サービス)。
1回だけで結論的なことは言えないでしょうが、同社のこのツアーはあまりお薦めできません。

2泊したアストンクタホテル&レジデンスをチェックアウトし、バスで近くのクタ・ビーチに到着。眼前はインド洋です。
朝だったせいか人もいなくて、なんだか寒々とした光景で、とてもバリ島を代表するリゾートとは思えません。
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ビーチ沿いのホテルの庭で、釣り竿のような形をしたものはバリでお盆の時に飾るのだそうで、民家の玄関でも見かけました。
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時間を持て余し、花を撮影。
接ぎ木で様々な色の花を咲かしたブーゲンビリアは綺麗です。
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この後、ウブドへ移動。
最初にモンキーフォレストに連れていかれましたが、どこに観光の価値があるのか不明。
次はネカ美術館。立派な建物でコレクションも多いのですが、印象に残る作品は見当たらなかったですね。
「旅のしおり」にはこの後ライステラスを眺めながら昼食と書かれていたのに、レストランの予約が取れなかったとの理由で、別の場所での昼食となりました。
楽しみにしていたライステラス(棚田)はバスで通っただけになり、いずれも車窓からの撮影です。
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ライステラスは農民が耕作していますが、彼らにとっては観光客が増えても何もいいことはありません。棚田の農作業というのはとても辛いものです。しかし労働の割には収穫量は少ない。
儲かるのは、この道路沿いに店を並べる商店だけです。
ガイドの説明によれば双方の対立は深刻だとか、そうなんでしょうね。
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昼食の予約が取れなかったなら、せめて徒歩で案内するとか、何か工夫があるのではないかと思うのですが、どうも現地ガイドにやる気が感じられない。
これは国民性なのか、個人の問題なのか。

ここでインドネシアの食事について紹介します。
旅行中の食事はバイキング形式が多かったので、コース料理を例にとります。
野菜スープは塩味。
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時節柄、先ずビール。銘柄はどこへ行っても「ビンタンビール」。ピルスナーなので日本のビールと同じような味がしました。但し店によってはあまり冷えていないのを出すので要注意。
気の利いた店では、アテにクルプッというえび煎餅がつきます。
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メインはナシチャブルで、様々な惣菜をご飯と一緒に混ぜて食べます。
肉は鶏肉やマトンが多かった。
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スイーツはダダール・グレン。椰子砂糖に漬けたココナッツフレークを米のクレープで巻いたものです。
フルーツは他のアジア諸国に比べ、いま一つでした。
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これは別の店で食べたナシゴレンというチャーハン。
焼き鳥のように見えるのがサテ・アヤム。
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バリ島1日目に出た夕食で、炭火焼シーフードということで期待していたのですが、これじゃあ。
せっかく良い食材を使っているのに、なんでこんな甘ったるいタレをかけちゃうんですかね。
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私は食べ物の好き嫌いが全くありませんが(女性も)、唯一甘い味付けが苦手なんです。
今回食したインドネシア料理はいずれも味付けが甘すぎて、閉口しました。早くいえば口に合わなかったのです。
もちろん食事中は一切不満を口に出さず、ちゃんと頂きましたけど。これはマナーですから。
最終日の夕食のイタリアンだけは美味でした。
終り良ければ全て良し、ということにしておきましょう。

午後はウブド近郊の石窟寺院ゴア・ガジャへ。
11世紀のペジェン王朝の時に建てられたとされ、14世紀にオランダ人によって発見されました。
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洞窟の中にはシヴァ神や、その息子のゾウの頭を持ったガネーシャ像が祀られています。
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洞窟前には6体の女神像が並ぶ沐浴場があります。
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バリ島観光の最後はウブド市内に戻り、ウブド市場で初めての自由時間となりました。
商店のにぎわいのなかに世界各国の言葉が飛びかい、ようやくバリ島に来たという実感がわいてきました。
特に目立つのは中国人で、台湾からの観光客が多いとか。
そういえば免税店で買い物をしていた人も、いかにも裕福そうな中国人家族連れが多数でした。
近ごろはどこへ行っても、経済成長を背景にした中国人パワー観光客に出会います。
そういう人々を見ていると、かつて海外旅行に行き始めたころの日本人も、こんな眼で見られていたんだと想像し苦笑してしまいます。なにせ「ノーキョー」が世界に通じた時代でしたから。
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ウブド市場の繁栄を守る寺院で、市場関係者は毎日ここにお供えをして商売繁盛を祈るそうです。
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この後は夕食をとってからデンパサール空港に向かい、ガルーダ・インドネシア航空でジャカルタ経由成田着の帰路に向かいます。
目的としていたジャワ島の二つの世界遺産は予想以上の迫力で満足しました。欲をいえばジャワで二日欲しかったと思います。
他のツアーメンバーの多くが楽しみにしていたバリ島は、イマイチでした。周囲からも「良かったわ」という声はあまり聞こえてこなかったようです。
案内された観光スポットは魅力に欠け、むしろバスで通ってきた道すがらに、こういう所をゆっくり歩いてみたいと思うことが多かった。
バリ島の良さを知るためには、こうした団体ツアーではなく、個人旅行でユッタリと過ごすべきなんでしょう。
今回はクラブツーリズムでしたが、他の大手旅行社もパンフレットを見る限りでは似たりよったりの企画なので、代わり映えしないのかも知れません。

ガルーダ航空の乗務員は親切なのと、国際線と国内線でCAの質に大きな差がない珍しい航空会社でした。機内の設備や食事は改善の余地がありますが、ワタシ的には好感度は上々です。

この旅行記もこれで最終回です。
次回の海外旅行は来年の予定で、それまで皆さん、ご機嫌よう!
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Commented by genchi_dps at 2011-08-04 01:07
なかなか、細かいレポートですね。参考になります。
マデ(バリ島より)
Commented by kanekatu at 2011-08-05 03:07
マデ様
何かの参考になれば幸いです。
Commented at 2012-04-27 17:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kanekatu at 2012-05-03 16:23
(鍵コメ様へ)
料理は好き嫌いがなく、どこの土地へ行ってもOKなんですが、甘味だけは苦手です。
海外旅行はその時は辛いと思っても、後から振り返ると楽しい思い出ばかりになります。
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by kanekatu | 2011-08-03 10:45 | インドネシア | Comments(4)

憂きな中にも旅の空


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