憧れのレバノン・2(ドッグリバー)
2018年 04月 11日
感心したのは、ドバイからのビジネスも座席が180度フラットになることで、さすがエミレーツです。
入国審査や通関はスムーズでしたが、通関時にセキュリティチェックがあるのはお国がらでしょうか。
バスは今夜の宿泊地ブシャーレに向います。
ベイルート中心部の混雑はどこの都市も共通です。
BC1286年に古代エジプトとヒッタイトとの間で戦われた「ガディッシュの戦い」の帰りにラムセス2世がここを通りかかった際に碑文を刻んだのがきっかけとなり、マルクス・ウレリウスやナポレオン3世らが碑文を刻んでいます。
この碑文は新しいもので、イスラエル軍の撤退記念碑。
ナポレオン3世の名が。イスラム教徒によるキリスト教徒虐殺事件をきっかけにレバノンに出兵した帰途に碑文を建てました。
全部で20基以上ありました。
高さが100mもあるドームはなかなかの見ものでした。
ようやく昼食です。
もっとも330mlビンで4ドルと高いのが欠点ではありました。
レバノン料理は美味しいという評判で、旅の楽しみの一つでした。片や地中海、反対には並行して山脈が走っているため食材が豊富なんです。
レバノン料理の最大の特徴はメーザと呼ばれる前菜です。それが次々とテーブルに並べられ。数種類から多い時は10種類位になります。
左は生のニンジン、右はタップーレというパセリ、ミント、トマトなどのサラダ。
左下の丸い皿はホンモス・ビ・タヒーニというひよこ豆のペーストです。
中央付近の四角い皿はラブネというヨーグルトから作ったクリーム。
右上の丸い皿はムッタバルというナスのペースト。
標高が1450mあるので涼しく感じます。
夕食をすませてから爆睡。