最終日はベイルート市内観光です。
レバノン議会。
レバノンでは、国会の議員数も各宗派人口数に応じて定められています。
キリスト教マロン派は34人、イスラム教スンニ派は27人、イスラム教シーア派は27人などと配分が決まっています。
大統領はマロン派、首相はスンニ派、国会議長はシーア派から選出されるのが慣例です。
内戦を経てこうした政治機構になったのですが、これからも波乱要因になりかねない危険性をはらんでいます。
ローマ浴場(ハマム)。
市内にはこうしたローマ時代の遺跡が残っています。右手奥には列柱が見えています。
聖ジョージ教会は1767年に建てられたギリシア正教の教会。
真新しいムハンマドアミーンモスク。
アルオマーリモスクは十字軍時代の教会を。13世紀にモスクに変えたもの。
旧市街の風景。
旧市街の中心部付近、ブランド店が立ちならんでいます。
バスの車窓から見た、高層ビルが林立する新市街。
内戦の傷跡を生々しく残す旧ホリディイン。復興から取り残された様ですが、将来への戒めのためにも負の遺産として遺した方がいいかも知れません。
最後の昼食、メインは魚のから揚げ。美味しかったですよ。
これで全工程が無事終了です。
とても充実した旅行で、いい思い出になりました。
帰路のエミレーツ機内の様子を紹介しておきます。
ドバイ-成田間の座席配列は1-1-1で、ファーストクラス並です。
左側はサイドテーブル。
右側は物入れがあり、小さな荷物はここに収納できます。
夜食は和食をチョイス、前菜代りに寿司がでました。
なかなか豪華な夜食でした。
レバノン旅行記も今回で最終です。最後までお付きあい頂き、有難うございます。
最初に記したように、家族とはこれを最後の海外旅行にすると約束しましたので、海外旅行記もいちおう一区切りと致します。