イロも残らず(2)

若い頃はとにかく芝居が大好きで、小1から中高と毎年学校の学芸会やら文化祭やらで、毎年のように演劇に出演してました。
小5の時には自分で学校放送の台本を書き、自分で全校放送で朗読しました。
先生方に裏方で、効果や音楽を担当させちまったんだから、全く好い気なもんでさあ。
そのうち小6だったか、プロの児童劇団から入団の誘い、つまりスカウトがありました。
悩んだねぇ。
処が、もう既に芸歴は6年近く、しかも一流の役者や芸人を見ていたのだから、自分に対しても冷静に見られた。
ある日自分の姿を鏡でじっと見て、ヤメヨウと決心しました。
これを言うと、お前の顔じゃあ当たり前だ、と云う奴がいるが、これは全然見当外れで、
役者、芸人に一番大事なのは、華(はな)なんです。
これが、アタシにぁ無かった。
だから、小6にして、プロの役者になるのはきっぱり諦めました。

こういう男というのはなんでしょう、普通は女遍歴を重ねて百人斬り、千人斬りとなるんでしょうが、そっちの方はカラキシでして。
今となっちゃあイロも残っていないんですから、話にも何もなりゃあしません。
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by kanekatu | 2005-02-21 00:01 | 生い立ち | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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