クロアチア・スロベニア旅行記(8)
2008年 06月 05日
旅行によってはむしろ後者の方がメインになったりしますので、体調不良さえなければ、ずっと起きていて景色を眺め続けることにしています。
ツアー客によっては移動時間は睡眠時間とみなすのか、寝てばかりいる人がいますが実にモッタイナイ。
飛行機も日本からの往復は長時間にわたるので、出来るだけ通路側を確保しますが、先方の国内移動の際には窓際の席を取り、上空から国土の様子を観察することにしています。
その他、自由時間がある時は、電車や路線バスなどその国の公共交通機関を利用します。毎回新しい発見があって、本当に楽しいですよ。
ツアー7日目はドブロヴニクからプリトヴィツェに向かって終日移動日です。景色はどこも美しく、車窓から見ていて飽きることはありません。
ドブロヴニクの遠景写真を撮っていましたら、たまたま日本からの豪華客船「飛鳥Ⅱ号」が港に停泊していました。
復路は海岸線を北上し内陸部を東に向かいます。
見慣れたアドリア海ともしばしのお別れです。
バチーナ湖です。唄の文句じゃないけれど、山の中の湖というのはどこか寂しげな風情がありますね。
この辺りは盆地になっていて、クロアチアの穀倉地帯です。オレンジの栽培が盛んだそうです。
ヴェルベート海峡にかかる橋を渡っているところです。
クロアチアは現在高速道路の整備を進めていて、現在は首都ザグレブからスプリットまで高速で結ばれています。将来はドブロヴニクまで延長される計画があるようですが、そうなるとあの見事な海岸線の景色が見られなくなる可能性があり、旅の魅力が半減してしまいます。
およそ9時間かけて、ようやくプリトヴィツェ近郊のKORENICAという町に到着、今晩はここに投宿です。
ホテル「マコラ」の3階は屋根が傾斜している影響から、窓際に行くと極端に天井が低くなって、腰をかがめないといけません。うっかりすると天井に頭を打ちつけることになり、危険です。宿泊客の殆んどが日本人でしたので、日本の旅行会社指定ホテルなのでしょうが、このホテルはやめた方が良い。
夕食前にホテルの付近を散策しました。
サイクリングに来ていた少女たちです。10才と言っていました。どこの国へ行っても、子ども達が英語で話しかけてくるのは感心します。
毎回の旅行で母子の写真を撮っていますが、今回なかなかチャンスが無かったのですが、ベビーカーを押して散歩している母子をみつけてカメラに収めました。二人並んでいるところを撮りたかったのですが、母親が照れて離れてしまったので、別々の写真となりました。
上下のジーンズに赤い靴下、ピンクのスニーカーとなかなかオシャレな服装をしています。
笑顔が素敵なママです。
明日はプリトヴィツェ国立公園の見学です。