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コーカサス三国旅行記(1)

2012年7月14日から22日の9日間、コーカサス三国へのツアーに参加しました。選んだ理由は日程で、このスケジュールなら平日に4日しか引っ掛からず、家族に迷惑を掛けないで済むからです。
定年になればさぞかし自由が利くだろうと思っていたら大違い、制約があるんですよ。
正式ツアー名は「民族と文明の道コーカサス三国周遊9日間」、旅行社は「ユーラシア旅行社」で女性添乗員はYさん。社員添乗員で経験8年ということでした。
この会社では他に13日間コースもあるのですが、上記の理由で短いコースを選んでいます。
参加人数は24名で、その中の10名ほどは一つのグループでした。こういうパターンはあまり歓迎出来ないんです。どうしてもグループで固まる傾向が強くなり、内部同士で盛り上がって他のメンバーから浮いてしまうケースが多い。
こういう所が団体ツアーの難しいとこです。

さて、コーカサス(カフカース)とうのは下の図にあるように、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる地域です。
コーカサス山脈を南北の境界として北コーカサスと南コーカサスに分かれ、北コーカサスはロシア連邦領の北カフカース連邦管区に属する諸共和国から、南コーカサスは旧ソ連から独立した3共和国からなっています。
従って正確には南コーカサス三国への旅ということになります。
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この地域の特長としては全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしていて、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われています。
白人を示すコーカソイドもこのコーカサスが語源になっているのですが、自分たちヨーロッパ人を「ノアの箱舟でコーカサス地方にたどり着いた人々の子孫で、白い肌を持つ善なる人」ということから名付けたそうで、いい気なもんです。

最初の訪問国はアゼルバイジャンで、旅程は次の通り。キャリアはアエロフロート・ロシア航空。
7/14 1205成田発-1710モスクワ・シェレメチェヴォ着(時差-5hr)
7/15 0105モスクワ発-0505バクー・ゴブスタン着(時差+1hr)
この旅程ではモスクワで8時間の乗継時間があり、これが辛い。
なんとか時間をもたせてバクー行きの航空機に乗り込み、いよいよアゼルバイジャンに無事到着と思いきや。
隣の座席がロシア人だったのですが、私が機内で3ドル払ってビールを飲んでいたら、彼はトマトジュースと氷を頼み、足元から空港で買ったウオッカの栓を空けて注いで飲みだしたんです。
あまりに旨そうに呑んでいたので私が羨ましそうな顔をしてんでしょう、彼はCAにトマトジュースと氷をリクエストして私に渡してくれて、そこにウオッカを注いでくれました。これが実に旨いんです。
それが判ったんでしょうか、次から次と氷を取り寄せてくれてウオッカを注いでくれました。こちらもご返杯。
片言英語で話しかけたのですが、彼はロシア語しか喋れないようで全く通じません。仕方ないので「ハラショー」というと、相手は「ィヤーポニャ?」というからこちらは「ダ」。そんな会話だけでやたら盛り上がってしまい、遂にはサラのウオッカのボトル1本空けてしまいました。それも500mlじゃないですよ、700mlの大瓶ですよ。
空港に着いたまでは良かったのですが、実はここから先の記憶が無いんです。
普段の海外旅行では特に用心して、機内ではアルコールを控え気味にして注意していたのに、何たるザマ。
この時点で家を出てから27時間以上経っており、間もなく目的地に着くという段階で油断してしまったわけです。

朝の7時にホテルに着き仮眠、12時にはバスで観光に出発する予定でした。
ホテルで寝ていると大きな声で「00さーん」と私を呼ぶ声と、ドアをどんどん叩く音が聞こえるんです。なんだかウルサイな思いながら目が覚めてきて、ようやく置かれている立場に気付きました。
時計を見ると12時20分、既に集合時間に20分遅れています。
そうか寝過ごしてしまったんだと急いで支度をして、謝りながらバスへ乗り込みました。
なんの事はない、私が一番の問題児になってしまったわけです。
午後からの観光も途中でリタイア-し、一人タクシーでホテルに戻り、飲まず食わずで翌朝まで寝込む羽目になりました。
自業自得です。
旅行の第一日目から不安のスタートとなりました。

これから3日に1回位のペースで旅行記を連載する予定ですので、宜しければお付き合いください。
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by kanekatu | 2012-07-29 18:17 | アゼルバイジャン | Comments(0)

憂きな中にも旅の空


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